広島市長選での松井一実氏の当選を受け、湯崎英彦知事は11日、報道機関の取材に応じた。湯崎知事は「県と広島市の相互依存は非常に大きい。これから人口減社会を迎えるにあたり、経済や雇用に明るい松井さんと一緒に、新しい活力づくりに取り組んでいけると期待している。中国地方の拠点としての広島市づくりにも力を発揮してもらいたい」と語った。
松井氏は当選後の会見で、県営広島西飛行場(西区)の広島市営化問題で「知事や県議会と議論したい」と発言。これに対し、湯崎知事は「ヘリポート化のスタンスに変更はない」と強調した。【樋口岳大】
毎日新聞 2011年4月12日 地方版