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2011年4月28日(木) 19:20 |
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岡山県庁で岡山芸術文化賞の表彰式
昨年度、芸術・文化活動に優れた成果をあげた岡山ゆかりの個人や団体に贈られる岡山芸術文化賞の表彰式が28日、岡山県庁で行われました。
グランプリを受賞したのは、日本音楽コンクールのオーボエ部門で1位に輝いた近藤那々子さんや、国内最大のピアノコンクール、ピティナ・ピアノコンペティションでグランプリを受賞した梅村知世さんら3人で、石井岡山県知事から表彰状と記念品が贈られました。 また、戦時下に生きた倉敷市出身の音楽家の生涯を、1年間にわたるラジオドラマ、「焦土に聞こえたアンサンブル」として放送し、同時に再現コンサートも開いた山陽放送に功労賞が贈られました。 グランプリを受賞した近藤さんは岡山市出身で、現在、ドイツのカールスルーエ音大に留学して研鑽を積んでいますが、歌うような独自のフレージングに定評があり、名門オーケストラ・フランクフルト歌劇場管弦楽団に首席奏者として入団することが決まっています。 同じくグランプリを受賞した梅村さんは現在、東京芸大大学院の1年生、力強い響きと鮮やかなテクニックの持ち主で、曲の精神的深みまでを紡ぎだすことのできる逸材として将来を嘱望されています。
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