【主張】郵政見直しと遅配 官業逆戻り路線の弊害だ
予測しなかった?民主党の失策(1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100707/stt1007070311002-n1.htm
2010.7.7 03:11
「親方日の丸」意識が招いたのは誰の目にも明らかだ。先週から日本郵政グループの宅配便「ゆうパック」で計34万個を超える荷物の遅配が発生している。
日本郵政は日本通運の「ペリカン便」を1日に統合し、ゆうパック事業を再スタートさせた。だが、日通から引き継いだ荷物の仕分け機械の操作に不慣れな職員らの作業ミスが続出した。中元商戦による取扱量増加も加わって荷物が集中、さばききれない状況が生じた。しかも、経営トップの判断ミスで遅配の事実の公表が遅れ、混乱に拍車をかけた。
新鮮さで勝負する食品業者や、指定期日通りに届くのを楽しみに待っていた消費者から強い怒りの声が上がったのは当然だ。
郵便事業会社の鍋倉真一社長は「トラブルは一過性で土日で回復できると判断した」と会見で釈明した。だが、準備不足のまま統合を急いだことがそもそもの原因とも指摘されている。
危機意識と経営感覚のなさは深刻である。民間企業なら当たり前の「顧客第一主義」が欠如していた。連立与党による「官業逆戻り路線」の弊害とおごりが潜んでいなかったか。
今回の参院選で問われている郵政見直しの争点もそこに帰結する。昨年の衆院選後、鳩山由紀夫前政権は「小泉政権の民営化路線を抜本的に見直す」として、民間出身の経営陣に代えて官僚OBを主要ポストに就けた。鍋倉氏も総務省出身だ。
「脱官僚」「天下り根絶」を掲げる与党方針とは明らかに矛盾する人事だった。そうした出発点を振り返れば、連立与党の亀井静香前郵政改革担当相や原口一博総務相らの任命責任も免れまい。
連立政権が先の通常国会に提出した郵政法案は廃案になったものの、参院選後に再提出をめざしている。法案は、民営化を通じた経営の効率化と経営規模の縮小という改革の本来あるべき姿から大きく逆行し、官業化と肥大化をめざす内容だ。
特にジリ貧の郵便事業の赤字を補うため、郵貯と簡保の限度額を拡大し、民業圧迫で民間金融をゆがめることが懸念されている。
こうした与党の見直しに対し、自民党、公明党、みんなの党は反対し、民営化推進を掲げている。「官から民への資金の流れ」を逆行させてはならない。徹底した論戦を求めたい。
遅配のお陰でお中元のメロンが腐った腐ったと非難の声でお客様窓口は現在パンク状態です
宝くじに群がる天下り役人 総務省、利権温存に躍起? (1/2ページ)
2010.7.7 11:12
サマージャンボ宝くじが全国発売された7日、総務省は宝くじ事業を見直す検討会の初会合を開いた。政府の事業仕分けで、売上金の一部が流れている関連公益法人の天下り役員の高額給与などが批判されたことを受け、日本宝くじ協会など事業内容を再点検し、是正を図るのが狙い。
ただ、総務省は、関連公益法人への天下りの総元締め。検討会には、事業仕分けに猛反発した知事らが名を連ねており、庶民の夢に群がる利権構造にメスが入るかは不透明だ。
検討会は、11月ごろに改善策をまとめ、来年度以降の事業に反映させる方針。メンバーは、佐竹敬久秋田県知事、矢田立郎神戸市長、岡村幸四郎埼玉県川口市長、汐見明男京都府井手町長の首長4人と地方財政審議会委員5人の計9人で構成している。
5月に行われた政府の事業仕分けでは、日本宝くじ協会、自治総合センター、全国市町村振興協会など5法人による宝くじの普及・宣伝など関連8事業を「効果が不明」などとして「廃止」と判定。さらに、天下り役員の高額給与など無駄に関する諸問題が解決されるまで「総務相は宝くじの販売を認めるべきではない」とした。
宝くじの売り上げは2008年度実績で約1兆400億円。このうち45・7%の約4800億円が「当せん金」として購入者に還元。40・1%の約4200億円が「収益金」として発行元である地方自治体に分配され、残りの4・2%の約1500億円が「経費」だ。
経費の一部は日本宝くじ協会、自治総合センター、全国市町村振興協会の関連公益法人に流れ、宣伝・普及活動の原資になっている。3団体とも、旧自治省(現総務省)事務次官らが理事長を務めている。
事業仕分けでは、年2000万円近い報酬を得ていることや、自治総合センターは首相官邸近くの「山王パークタワー」(東京・永田町)に高額の家賃を払って入居していることなどを問題視。3団体の宣伝・普及活動を廃止と判定した。
これに対し、検討会のメンバーでもある佐竹秋田県知事らが擁護に立ち、「(他人の)懐に手を突っ込むことになる」(伊藤祐一郎・鹿児島県知事)などと猛反発していた。
総務省の検討会は、事業仕分けの結果を受け、原口一博総務相が6月に検討会設置を表明していたもの。ただ、この日の会合でも、取りまとめ役の神野直彦地方財政審議会会長が冒頭のあいさつで、「宝くじは地方の貴重な自主財源」と発言するなど、自治体への配慮がありありで、利権温存の思惑も透けて見える。
自治総合センターや全国市町村振興会では、7月から理事長の報酬を引き下げるという。しかし、水準は、都道府県知事の最低水準(2009年度で月額86万8000円)並みという、「世間の感覚とはかけ離れた非常識な引き下げ」(関係者)にとどまっている。
奇しくも7日はサマージャンボの発売日。夢を求めて庶民が乏しい懐から捻出したお金が理事長らの報酬の原資になっている。
レンホウは宝くじの営業停止命令出したよね?
でも、宝くじの収益金で横断歩道の黄色い旗とか道徳教本とか作ってるし交通安全指導教本も宝くじで作成されてきたはず
宝くじ販売しなかったら日本はもっと赤字でした。
天下りの根源だから廃止とか販売中止は疑問だ
宝くじを購入する事でお住まいの県に貢献!? | 平成19年9月1日 |
購入した宝くじ券がハズレていても、それは無駄な事ではないんですよね! 私たちが、宝くじを購入する事は、その宝くじを購入した県に貢献しているん ですよね\(^-^)/ というのは、宝くじの発売総額のうち、賞金と経費などを除いた約40%が収 なので、宝くじの購入は、お住まいの県で買われると、自分の住んでいる街 んー・・管理人の私は、ちょこちょこ県外の宝くじ販売店へ行っています(^_^; |
http://www7b.biglobe.ne.jp/~takarakuji-yosou/page055.htmlもある!
宝くじサイトhttp://www.jla-takarakuji.or.jp/history/ayumi/01.html
庶民の夢?
1等当選しても受け取りに来ない人も大多数
夢買いましただけで満足しちゃった?