東北道に「ウルトラのバスが来た!」 円谷プロ創始者との縁も 福島交通 (1/2ページ)
2010.10.11 12:00
福島交通(福島市)が1日から運行を開始した「ウルトラマン」シリーズのラッピングバスが、乗客やドライバーの注目を集めている。郡山市内の路線バスと昼間の高速バス(新宿~福島間)に1台ずつが走る。路線バスのラッピング広告は数多いが、高速バスでの採用は「あまり例がない」(同社)という。秋のドライブで東北道をお通りの際には、「ウルトラマンのバス」にご注目あれ。
ラッピングバスは12月23日にロードショー予定の映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」を告知するもの。
バスの側面と後部をほぼすべて使い、最新ヒーロー「ウルトラマンゼロ」と歴代ヒーローの「光の戦士たち」が、敵対する「ベリアル銀河帝国軍」と激しくにらみ合っている。
福島交通によると、円谷プロダクション創始者、故・円谷英二氏が福島県須賀川市出身という縁で、話がまとまったという。円谷プロも「福島はウルトラマンに親しみを感じている方が多い。東北道の高速バスにはピッタリ」と話す。
実は、福島交通は10月末、県内の路線バス用にICカード「NORUCA(ノルカ)」を導入する。「記念カード」を円谷プロと共同製作するが、カードにヒーローを使用する費用を支払わない代わりに、無償でラッピングバスを走らせることになったのだ。
経営立て直しを進める地方のバス会社が知恵を絞った成果といえそうだ。円谷プロにとっても、ウルトラマンシリーズが来年、45周年を迎えるため、これを盛り上げたいという期待があったようだ。
約500人のバスファンでつくる「日本バス友の会」の城谷邦男事務局長も「高速バスに大々的にラッピングをした例はほとんど聞いたことがない」という。ただ、「子供さんや一般の方は喜ぶだろうが、バスファンはラッピングを嫌う人が多いから…」とも。
鉄道と同じように、バス好きにも「乗りバス」「撮りバス」といった楽しみの領域があるそうだ。いずれも「バスのメーカー、車種、バス会社ごとの塗装などに思い入れがある」(城谷さん)という。ラッピングはこうした個性を薄めてしまうので、「乗らない」と避けるファンもいるのだという。
城谷さんがむしろ注目するのは、円谷プロと共同製作したオリジナルのICカード(2000円で新規購入)。「希少価値があり、ファンから相当注文が入ると思う」と見込んでいる。福島交通は「完成は利用開始日の10月30日直前」と話しているが、こちらも話題を集めそうだ
【バスケ】ウルトラ怪獣がバスケ応援 bjリーグが怪獣ドラフト
2010.10.7 18:40 http://sankei.jp.msn.com/sports/other/101007/oth1010071842010-n1.htm
ウルトラ怪獣がバスケを応援する!?
男子プロバスケットのbjリーグは8日、東京都内で各チームが「ウルトラマンシリーズ」の怪獣を指名し、今季の応援怪獣を決めるドラフトを開催し、全16チームと怪獣のコンビが決まった。
同シリーズが誕生から間もなく45周年を迎える記念企画。“本家”のプロ野球をもじって、司会者が「第1回選択希望怪獣」との前置きで各チームの希望を読み上げると会場が爆笑の渦に。
3チームが重複指名した人気のバルタン星人は新規参入の秋田、ダダは福岡が獲得。常にお金を食べないと死んでしまうカネゴンは毎年収入源に苦しむ埼玉が指名。それぞれの特色が出た。
この日、監督、選手らは優勝へ決意を述べた。リーグ戦は16日に開幕、来年4月末までプレーオフ進出を争う。
