尖閣の中国側呼称併記、グーグルに訂正申し入れ 自民2010年10月13日23時28分
http://www.asahi.com/politics/update/1013/TKY201010130515.html
自民党は13日、インターネット検索大手グーグルの地図サービス「グーグルマップ」上の尖閣諸島と魚釣島に、中国側の呼称の「釣魚群島」「釣魚島」が併記されていることについて、グーグル日本法人に訂正を申し入れた。「中国との領有権問題が存在するかのごとき表記は明確に誤りである」との申し入れに対して、グーグル側は「(米国の)本社に諮り、しかるべき時期に回答する」と答えたという。
沖縄を中国村にする計画が民主党内にあったはずでは?
と言うわけで尖閣問題は小沢の演出らしい
中国、尖閣軍事介入を示唆 露骨な挑発で小沢援護?2010.09.21
印刷する.http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100921/plt1009211643002-n2.htm
中国人民解放軍の海軍兵士。尖閣諸島周辺で軍事的緊張が高まるのか(共同)【拡大】
沖縄・尖閣諸島付近の日本領海で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で、中国側が異常な挑発を行っている。中国人船長の拘置延長を受け、「強い報復措置を取る」などと恫喝し、実力行使に出始めているのだ。菅直人首相(63)率いる新内閣は支持率こそ高いが、党内に小沢一郎前幹事長(68)を支持した200人の「反菅」議員を抱える。背後に潜む日中の権力闘争と両国の軍事的緊張。この挑発の背景は何か。
「戦闘能力のある漁業監視船の尖閣海域への定期派遣」と「同海域での軍事訓練」
中国共産党系の有力紙「環球時報」は20日、「次に日本にどう対抗するか」という特集を掲載。この中で、経済的ダメージを与える対抗策と並び、軍事戦略専門家の彭光謙少将はこう“軍事的行動”を主張した。
漁業監視船は、中国海軍と密接な関係にある中国農業省傘下の「漁政漁港監督管理局」の管轄下にある。その船は退役した軍艦を改造したものが多く、緊急時には戦闘行為に参加することもできるという。
事件発生から2週間たつが、中国側の強硬姿勢は強まるばかりだ。
中国はすでに、(1)日中間の閣僚級以上の交流停止(2)東シナ海ガス田の共同開発をめぐる交渉延期(3)航空路線の増便をめぐる航空交渉の中止(4)日本への中国観光団の規模縮小-などの対抗措置をとってきたが、中国外務省の馬朝旭報道官は19日、「日本がかたくなに過ちを重ねれば、強い報復措置をとる。その結果はすべて日本側が負う」と恫喝した。
さらに、日中の青少年交流事業として21日から派遣予定だった「日本青年上海万博訪問団」約1000人の受け入れを出発直前に拒否。人気グループSMAPが来月上海で予定していたコンサートチケットのネット予約も中止された。まるで敵性国家か属国に対するような、高圧的かつ理不尽な要求といえる。
中国の大学に留学経験があり、中国共産党幹部にも独自のパイプを持つ大宅賞ジャーナリストの加藤昭氏は「日本は現在、普天間飛行場移設問題などで米国との同盟関係が不安定なうえ、菅政権は発足したばかり。経済的にも日本は中国に強く出られない。中国政府はそれらを見越して挑発し、菅政権の力量を試している。内心、ナメているのだろう」と語る。
こうした事態に「反小沢」のドンで、「影の宰相」と呼ばれる仙谷由人官房長官(64)は21日午前の記者会見で、「日中双方は極端なナショナリズムを刺激しないよう心すべきだ」と述べ、自制を求めた。
中国側が、閣僚級以上の交流停止を打ち出したことに関しても「正式な通告は受けていない。(閣僚級を含む)あらゆる外交チャンネルで問題の解決を要請したい」と強調した。
玄葉光一郎国家戦略担当相(46)も記者会見で、「(中国側の対応は)国内の世論対策という側面があるのではないか。お互い冷静になることが大事だ」と述べた。
この背景には以下のような見方があるためだとの指摘もある。
《中国政府は、反日運動が反政府運動につながることを最も恐れている。来月には上海万博も終わり、中国経済は過渡期を迎える。国内的にも日本に弱腰の姿勢を見せることはできないのだろう》
ただ、中国は近年、周辺海域に対する露骨な野望を隠そうとしない。
■ポスト胡錦濤へ権力闘争に利用
中国は、台湾やフィリピン、ベトナム、インドネシアなどに囲まれた南シナ海を、領土保全を図るうえで死活的に重要な地域・海域であり、他国の干渉を許さない「核心的利益」と呼び、南シナ海の大半を「自国の領海だ」と主張。沖縄のすぐ北側までを大陸棚の延長とみなして「中国の海だ」などとも暴言を吐いており、尖閣諸島を含む東シナ海をいつ、「核心的利益」と呼び出すか分からない状況なのだ。
こうした中、冒頭で紹介した「環境時報」は19日、驚くべき記事を掲載した。同紙は、尖閣諸島を飛び越え、普天間問題で菅政権と微妙な関係にある沖縄について、「日本の明治政府が清朝から奪った。いまも日本政府は沖縄住民の独立要求を押さえ込んでいる」と報じたのだ。
永田町では今回の強硬姿勢を、日本政界の権力闘争と絡める見方もあった。菅首相は普天間問題で日米合意を守る立場だが、代表選で戦った小沢氏は昨年末、140人以上の国会議員とともに訪中した親中派。事件発生が代表選の最中だったため、当初、「中国による、小沢氏への援護射撃か」という憶測も飛び交った。
しかし、元公安調査庁調査第二部長の菅沼光弘氏は「今回の事件は深刻だ。『小沢氏への援護射撃』といった次元の話ではない。かなり長引きそうだ」といい、こう続ける。
「胡錦濤総書記は来年の第18回中国共産党大会で引退するが、『ポスト胡錦濤』はまだ決まっていない。現在、中国では激しい権力闘争が繰り広げられている。今回、中国政府が異常なまでに反応しているのは、尖閣問題を権力闘争に利用している勢力があるため。今後、日中戦争の導火線となった盧溝橋事件のように、小さな事件が大きく拡大する可能性もある。軍事行動の一歩手前もあり得る。日本政府は法治国家として譲歩してはダメだ。毅然とした姿勢を貫かなくてはならない」
菅首相に覚悟はあるのか。
中国ネオコン:民主党の尖閣問題は硬直―小沢は手強いから今のうち? <>
ブログ気持玉 9 / トラックバック 0 / コメント 0http://lailai-hanyu.at.webry.info/201009/article_17.html
私が購読している中国語週刊新聞『中文導報』の9月2日号の「新聞焦点」欄に、同社の張石記者による「日本警戒沖縄帰属中国意識台頭」(「沖縄は中国に帰属」という中国の声に、日本は警戒)という解説記事が載っていることを、尖閣中国漁船衝突事件が発生した後で気づきました。
その解説記事の中には、先の民主党代表選挙に出馬した小沢一郎氏が、代表選のテレビ討論会で尖閣諸島問題にふれ、小沢氏は「歴史上、中国の領土と認められたことはない。われわれは、この点を言わねばならない」、「日本は果断な措置で、中国による軍事的脅威に対応せねばならない。そして、中国には国際社会における政治的責任を果たしてもらう」などと発言したという内容が紹介されていました。
それと併せて、今年の8月18日の毎日新聞特集記事「海をゆく巨龍:転換期の安保2010 中国で「沖縄返せ」の声」の内容要約が紹介されていました。
その記事は毎日新聞の【「安保」取材班】が「沖縄に対する中国の権利が今もある--。……米軍普天間飛行場の移設問題で日米同盟が揺らぎ、沖縄と日本政府の関係もぎくしゃくする中、中国では『沖縄を返せ』の声が強まっている」という中国の現状をリポートしたものです。
その報告によると冷戦下では、日本に対する攻撃的な主張はしない方が無難と判断されて、沖縄問題は封印されていたが、今世紀に入り、「中国は沖縄に対する権利を放棄していない」と主張する研究論文が発表され始め、早稲田大学の三田剛史特別研究員によると、関連した論文は06年以降だけで一気に約20本も出たとのことです。
http://kazstomach.crafthand.com/?eid=468
ところで、調べてみるとやはり漁船衝突事件前の9月6日付けのSearchina配信コラムに「中国メディア:小沢一郎「尖閣諸島、“中国領”と認められない」」というのがありました。全文は以下のとおりです。
中国のインターネットメディア「環球網」は5日付で、「歴史上、釣魚島(尖閣諸島の中国名)を中国領土と認
めたことはない」との見出しで、民主党代表選挙に出馬した同党前幹事長の小沢一郎氏の、尖閣諸島に対
する認識を報じた。
記事は、小沢氏は「菅直人首相と民主党の代表選挙で争っている」、「勝利すれば、小沢氏が日本の新首
相になる」と紹介。テレビ討論会で小沢氏が尖閣諸島について「歴史上、中国の領土と認められたことはな
い。われわれは、この点を言わねばならない」、「日本は果断な措置で、中国による軍事的脅威に対応せね
ばならない。そして、中国には国際社会における政治的責任を果たしてもらう」などと発言したと伝えた。
環球網の同記事には、非難が殺到した。歴史上、中国は日本人を「人」として認めていないと見出しをもじ
った書き込みや、日本に原爆を落とせなど過激な意見が目立つ。中日関係は安定を保てなくなるので、小沢
一郎氏に首相になってほしくないとの意見もある。
日本では、首相が「走馬灯」のように半年か1年で代えられると説明して、選挙のときにはでたらめなことで
も言いたい放題になると論じる書き込みもある。(編集担当:如月隼人)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0906&f=politics_0906_002.shtml
また、「永田町異聞」さんのブログを覗いてみたら、27日のコラムは「弱腰対中外交に小沢一郎の嘆きが聞こえる」という題で、その中で小沢一郎氏の尖閣諸島に関する過去の発言が紹介されていました。
それは「夕刊フジ」に連載された「剛腕維新」の05年5月27日付のコラムで、タイトルが「米国、中国、韓国に見下される日本」というもので、以下のように書かれています。
以前から指摘しているように、中国は日本に対して高飛車で、軽く見下したような言動を繰り返している。反
日暴力デモへの対応を筆頭に、瀋陽の日本総領事館での亡命者連行事件や原子力潜水艦の領海侵犯事
件、尖閣諸島への中国人活動家上陸事件など、まさに「日本など眼中にない」といった態度だ。
これは韓国も似たり寄ったりだが、実は(小泉)首相が「最大の同盟国」という米国も、BSE感染牛の確認
からストップしている米国産牛肉の輸入再開を求める姿勢などは同じだ。
ともかく、多くの国からまともに相手にされていないのが、悲しむべき日本の現状なのだ。これは日本およ
び日本人が、自らの主張を持たず、勇気を持って責任を果たさず、問題から逃げてきたことが最大の原因だ。
米国も中国も韓国も「しょせん、日本は意気地なしの臆病者だ。いざとなればすべて金で解決できる」とばか
にして、見下しているのである。
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10660401977.html
昨年12月には140名もの民主党議員をはじめ総勢600人もの大訪中団を引率して、胡錦涛主席にツーショット・サービスをさせて、話題になり、「小沢の対中国属国姿勢」として批判を浴びました。しかしこれは、小沢一郎という政治家が、中国という国がどういう国であるかをよく理解し、米中二大国化しつつある国際状況下で、資源小国のわが国がどう中国と喧嘩せずに付き合っていくかの、小沢流の深慮遠謀だったのではないでしょうか。
国際認識、中国理解という観点からみても、菅、仙石、前原、岡田らは、まだまだ小沢一郎に比べれば”ひよっこ”、私にはそう思えるのです。
(人生イロイロ、お国もイロイロ、そこに住む人たちもイロイロ。アメリカにネオコンがいたら、中国にもいる。
わが国にはまだ本物ネオコンはいないが、ネオコン傀儡ならいっぱいいる CIA日本支部長 ネズミ