「IGF」(28日、東京ドームシティホール)
藤波辰爾(57)が“皇帝”ビッグバン・ベイダー(55)と一騎打ち。新日本時代の1991年にIWGPヘビー級王座戦で2度対決した両雄が、時空を超えて激突した。
藤波にとってデビュー40周年記念試合の第2弾。藤波は腕ひしぎ逆十字固めなどで攻め、場外乱闘では意地の拳(こぶし)を振るった。最後はブレーンバスターの体勢となったが、巨体を持ち上げられずに時間切れのゴング。2月の第1弾、ミル・マスカラス戦に続くドローとなった。
試合後はベイダーに肩車され「一泡吹かせてやりたかったけど、なんせ重いね。でも懐かしかった」と振り返り、「このシリーズは1年では終わらないね。リック・フレアーらとやって、最後はハルク・ホーガン戦で締めくくりたい」と夢を膨らませていた。
ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook