以前に紹介しました「山のギャラリー孫子」が
今月末で閉店されるとのお知らせが舞い込んできました。
→ 2010年9月25日【山のギャラリー孫子】のページ へ
砺波の山奥、井栗谷孫子にある【山のギャラリー孫子】。
地名が名前になっている孫子(そのこ)は、ギャラリーのようなカフェ。
もともとは、日本画の前衛的手段として始まったそうです。
古民家を再生したような素敵な家なのですが、
中に入ると、さらに素敵な感覚に包まれます。
薪ストーブもあって、床もすべて木を感じられます。
日本画の革新を目指して、いかに新しい絵を描くかということ
さらには、世界的視野における新しさを追求して
自由で新しい思いを持つ作品を展示してきたのですが
今月末で閉店されことになりました。
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砺波市孫子(そのこ)で営業していた「ギャラリー孫子」が今月末、15年の歴史を閉じる。
孫子集落は同市中心市街地から約10キロ離れ、富山市山田地域との境の山あいにある。
雪に閉ざされる冬場を除いて、月2回ほど展覧会を開催してきた。
ギャラリー最後の展覧会を14日から開く。
ギャラリー孫子は、高岡市でギャラリーを経営していた上田久子さん(63)=同市西藤平蔵=が
「作家と客がゆっくり交流してほしい」と、空き家を改装して始めた。
日本画家の広田郁世さん(48)=射水市広上・大門=がスタッフとして加わり、
2人の感性に合った作家を選んで自主企画を続けてきた。
世界各地を放浪した画家のアキノイサムさん(広島県福山市)や
タイの版画家、クラエ・ナパポンさんら、独特の作風の作家たちを紹介。
5世帯しか住んでいない集落で「孫子祭り」を企画し、
県内をはじめ石川県などからも多くのファンが訪れていた。
上田さんは2006年から高岡市内でコミュニティカフェの運営も手掛けており、
孫子で十分な活動ができなくなったことから廃業を決めた。
上田さんは「いろんな方と出会えた」、広田さんも「分野にこだわらずさまざまな挑戦ができた」と振り返る。
最後の展覧会は広田さんが所属するパンリアル美術協会の作品展で、
砺波市美術館市民ギャラリーと同時開催となる。
同美術館は12〜17日、19人が平面やインスタレーションなどを1人1、2点ずつ出品。
孫子では14〜30日、会員と県内作家の計35人で交流展を開く。
北日本新聞社後援。問い合わせはギャラリー孫子、電話0763(37)2306。
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そこで、最後となる展覧会が開かれることになりました。
それが、そのこfinal「パンリアル Session in 孫子 展」です。
つまり、日常の中にお気に入りの作品があると
普段の生活にも彩りが生まれる。
それが、本来の芸術という考え方で
ギャラリー孫子では展示しているとのこと。
平成9年に開店してから、15年目の春を迎えた「ギャラリー孫子」。
最後の展覧会、そのこfinal「パンリアル Session in 孫子 展」。
興味のある方は、お見逃しなく。
お勧めの隠れスポット…【山のギャラリー孫子】
富山県砺波市井栗谷孫子2482
TEL・FAX 0763-37-2308
http://www.is-service.jp/link_sonoko.html
山のギャラリー孫子は こちら です。