社会

窃盗容疑の孫「灯油まいて火をつけた」
(山梨県)
 甲府市の女性が犠牲となった放火殺人事件で、盗みの疑いで逮捕されている孫が弁護士に対し「灯油をまいて火をつけた」と話していることが分かった。
 事件は今月21日、甲府市宝2丁目の無職・白木国江さん(83)の住宅が放火され、国江さんの遺体が見つかったもの。捜査本部では国江さんの預金口座から現金を引き出した疑いで、孫の基之容疑者(27)を逮捕している。
 担当弁護士によると基之容疑者は27日に接見した際「国江さんに暴行を加え、家にあった灯油をまいて火をつけた」などと話したという。暴行の内容や火をつけた後の行動についてはあいまいな話をしているという。
 一方、捜査関係者によると国江さんのキャッシュカードなどが入ったバッグが家からなくなっていたことが分かった。捜査本部では基之容疑者が金品を奪う目的で火をつけた可能性もあるとみて調べる方針。
[ 4/28 19:41 山梨放送]