社会
窃盗の元警察官 初公判で起訴内容を認める
(新潟県)
長岡警察署の官舎で同僚の貯金箱を盗んだ罪に問われている元警察官の初公判が27日、開かれた。男は起訴内容を認めている。起訴されているのは、長岡署地域三課の元巡査・佐藤剛被告(21)。起訴状によると、佐藤被告はことし2月、官舎で5回にわたり複数の同僚の部屋に合鍵を使って忍び込み、貯金箱に入った現金やプリペイドカードなど、あわせて22万円相当を盗んだ罪に問われている。
新潟地裁長岡支部で開かれた初公判で、佐藤被告は起訴内容を認めた。検察は冒頭陳述で、自動車の修理代やパチンコ代のために盗みを行ったと指摘。「警察の寮の中で盗めば被害届が出ないと思った」と供述していたことを明らかにした。
佐藤被告は今月20日付けで懲戒免職になっている。
検察は今後、ほかの余罪についても追起訴する方針で、次回の公判は来月27日に開かれる。
[ 4/27 19:19 テレビ新潟]