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【大相撲】

白鵬が申し合い回避へ きょう横審稽古総見

2011年4月29日 紙面から

稽古見学に来た格闘家の日菜太(左)と握手する白鵬

写真

 5月技量審査場所(8日初日)を前にした横綱審議委員会による稽古総見が29日、一般公開で東京・両国国技館で行われる。だが、その主役である白鵬(26)=宮城野=はけがのため、申し合いを回避することを、28日明かした。

 東京都墨田区の宮城野部屋で稽古をした白鵬は「総見? 行くだけ行くわ。稽古というか胸を出すくらい。相撲は取らない」。その理由を左手中指の突き指だと説明した。

 25日の会見時から「優勝しない方がいいんじゃない」「記録はどうでもいいや」と気持ちが乗っていない横綱。これまでけがのことをあまり口にすることがなかったが「だんだん年を取ってきてるから関節が硬くなったかな。幕内力士の中ではだいぶ先輩になった」と、一気に老け込んだように話した。

 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は、「(乗らない理由の)一番は賜杯がないことでしょうね。あの時(昨年名古屋場所)の悔しさを忘れていないから」と思いやるが…。朝青龍と並ぶ史上最多タイの7連覇がかかる場所。まだ暗雲は立ち込めたままだ。 (岸本隆)

 

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