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韓国の人気ガールズユニット・KARAのメンバー5人のうち3人が、所属事務所との専属契約の無効を求める訴えを起こしていた問題で、所属事務所・DSPメディアは28日、訴えを取り下げることで3人と合意したと発表した。
公式サイトでは、DSP‐と『KARA5人一同』の連名で「DSP‐とKARAの3人はすべての争いを円満に解決し、KARAの活動を再開することで合意しました。DSP‐とKARAの3人は将来の活動に対し、多くの対話を重ね、その結果、何の条件もなく訴訟を取り下げることで合意ができました」と報告した。
月給1万円? KARAは今年1月19日、リーダーのパク・ギュリ(22)をのぞく4人が、所属事務所に専属契約解除を通知。同日中にク・ハラ(20)は撤回したが、ハン・スンヨン(22)、チョン・ニコル(19)、カン・ジヨン(17)の3人が、2月14日にソウル中央地裁に訴えを起こしていた。訴訟の理由について、3人は正当な利益を受け取っていなかったことを挙げており、韓国メディアによると、受け取った報酬が1人当たり月14万ウォン(約1万円)ということもあったという。
日本での発売元であるユニバーサルミュージックは「5人そろったことで今後の活動が決まっていくと思います」とコメント。関係者によると、日本国内では6月に新曲発売を予定している。
今月発売した3枚目のシングル「ジェットコースターラブ」がオリコン首位を獲得するなど、分裂騒動の中でも人気を維持してきたKARA。ヤキモキさせた日韓のファンへ“5人のキズナ”で恩返しすることになる。
(デイリースポーツ提供)
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