一方、New York Timesは「Gozilla is coming soon!」と報道し、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)は2002年12月19日に公式サイトで「Yankees strike a deal with Matsui–It’s official. Godzilla is headed for New York.」と正式に松井秀喜元巨人軍選手のNew York Yankees入団を発表している。
詳細情報はURL(http://newyork.yankees.mlb.com/NASApp/mlb/nyy/homepage/nyy_homepage.jsp)で知ることができる。もし、東映映画が告発する相手を勝手に選んでいるとすると、基本的著作権管理のあり方に問題が起こる可能性もある。
2003年1月14日に、松井秀喜元巨人軍選手のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)入団が正式に発表され、NewYork Timesをはじめ、MLB、Edmonton Sun、New Haven Register、Newsday、Staten Island Advance、Cleveland Plain Dealer、New York Daily News、WeeklyDig、Toronto Sunなどが一斉に報道し、マンハッタンのsuper celebrity Hall of Fame candidateで開かれた記者会見では、ハワイでバケーションを楽しんでいたJoe Torreが一時ニューヨークに帰り、Michael Bloombergニューヨーク市長までが参加し、ニューヨークを宣伝するように頼み込むコメントまで登場した。Staten Island Advanceのニューヨーク版では「ゴジラのために赤い絨毯が敷き詰められた(Red carpet for Godzilla)」と少し嫌みと共に歓迎までしている。
なぜなら、世界中のどの英語辞書にも出てくる単語を商標として認め、その単語の所有権を一般企業が保有すること自体に無理がある。もしそのような行為を許可した場合、事典に掲載された用語まで訴えられかねなくなり、言語に対する冒涜といえる。
とくにWindowsの場合は、Microsoft社がOSを開発する以前、米国のゼロックス(Xerox)社の中央研究所PARC(Palo Alto Research Center/ゼロックス・パロ・アルト中央研究所)で開発されたアルト(Alto)というネットワーク機能が組み込まれたワークステーションで、すでにWindowsという言葉が使われていた。
詳細情報はURL(http://www.net2.com/lindows/ruling.pdf)で知ることができる。
Microsoft社は2002年3月31日に、判事に対して「再検討」を求める書類を提出した。米国ワシントン連邦地方裁判所のJohn C. Coughenour判事は
2002年5月16日に、「Windows」「Window」「Windowing」などは、GUIを示す一般的な言葉であり、Microsoft自身が同社の文書の中で
「Windowing」などの言葉をウィンドウ機能を示す一般的な意味で使っている点を指摘し、Microsoft社の訴えを退ける判断を下している。詳細情報はURL(http://www.lindows.com/lindows_news_pressreleases.php)または、URL(http://www.lindows.com/opposition)で知ることができる。もちろん、
「ゴジラ(Gozilla)」という言葉の場合は、「一般名詞」で使われていなかった言葉で、東映映画の登録商標であるが、すでに「ゴジラ(Gozilla)」という言葉が一人歩きし、それを黙認し、東映映画は宣伝にまで利用してきた経緯があることから、今後の動向が注目される。
イギリスのthe Registerは2004年5月28日に、オランダのアムステルダム地方裁判所(Amsterdam court)の裁判官A.Rullmannが2004年5月27日に、「商号Lindowsのすべての使用はWindowsの商標を侵害するとは限らない(not every use of the business name Lindows infringes on the Windows trademark)」と判断を下し、法的に商標として「Lindows」の使用が認められたと報告した。
詳細情報はURL(http://www.theregister.co.uk/2004/05/28/lindows_dutch_ruling/)で知ることができる。