「日本こそパクリ先進国だ」…遊園地問題で中国が反論
サーチナ 12月16日(木)13時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000046-scn-cn
中国の娯楽・ゲーム専門サイト「多玩遊戯」は15日付で、日本では中国の遊園地における「パクリ」を問題視するが、実際には「日本こそがパクリ先進国だ」と主張する論説を発表した。
まず、日本で有名になった「パクリ施設」として、北京の石景山遊園地の問題を改めて紹介。同遊園地は米ディズニーランドの劣悪な「パクリ施設」として有名になった。しかも、ミッキーマウスそっくりのキャラクターを使用しながら、指摘されると「耳の大きい猫だ」と強弁。一方で、施設全体のキャッチフレーズでは「ディズニーランドは遠すぎる。ぼくたちのところへおいで」などの文句を使い、実際には関係ないにもかかわらず、ディズニーランドのイメージを利用していた。
論説はその上で、「石景山遊園地がアジアのパクリ版ディズニーランドの始まりというわけではない」と主張し、1961年に日本の奈良県に建設された「ドリームランド」を例に挙げた。「『眠れる森の美女』の城などディズニーをイメージさせるアトラクションが多く存在」などとして、「奈良ドリームランドは、アジアのパクリ版ディズニーランドの先駆け的存在である」と説明。遊園地の「パクリ問題」で、先進国であるのは日本と主張した。
奈良ドリームランドは2006年に営業を終了したが、建物は現在も残されているという。
論説は「四川省に出現した山寨(パクリ)巨大ガンダムが日本のネット上で大きな関心を集めている」ことを受け、「日本のメディアは再び、中国が知的財産権を尊重していないことの証拠とするだろう」との見方を示しつつ、日本を批判した。(編集担当:畠山栄)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%88%E8%89%AF%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
ウィキより奈良ドリームランドについて
一応ディズニーと交渉はしている
技術提供とか色々あった
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松尾國三がディズニーランドに感激し、ウォルト・ディズニーに直接面会し日本に誘致しようとした事が建設のきっかけである。当初、ウォルトは本気に受け取っておらず、「その時が来たら力になる。」と返事。しかし松尾が技術者を連れて再び訪れた事で松尾の熱意に打たれたウォルトは、ディズニーランドのノウハウを無償で与え、建設時にもディズニーランド側から技術者を派遣させたという。なお、この無償のノウハウ提供と技術者派遣は日本にディズニーランドを作る目的ではなく、あくまでも日本人が日本に独自の遊園地を作ることに協力するという目的であった。
奈良ドリームランド側が一方的にディズニーランドを名乗るためにディズニー側と交渉したが、無論ディズニー側にはそんなつもりもなく、東京ディズニーランド建設の経緯から分かるように、細部にまでディズニーの「イマジニア」がデザイン・設計するこだわりがあるように、ノウハウ提供・一部での技術協力のみで作られたパークがディズニーランドと名乗ることなど無かったのである。一方、パーク側によればフランチャイズ契約交渉にはこぎ着けたが、フィー(契約料)で折り合わず破談になったという。
日本人独自のパークを作るということを前提に協力したにも関わらず、奈良ドリームランド側がディズニーランドを模倣したことに、ウォルト・ディズニーが激怒した。模倣するに当たって、詐欺まがいのやり方で散々写真を撮った挙句、質の低い施設を勝手に作ったことが、ディズニー社に強い日本人不信の念を抱かせたという説もある。
ともあれ、本園の存在が日本でのディズニーランド誘致の障害になったのは事実のようで、東京ディズニーリゾートの運営母体であるオリエンタルランドの代表取締役会長(兼)CEOを務める加賀見俊夫がその著書「海を越える想像力」の中で、直接名称を挙げてはいないものの、ディズニー側が奈良ドリームランドの件に不快感を示し、京成電鉄・三井不動産によるディズニーランド誘致交渉を当初は拒否したと述べている。