(cache) 敵地で連勝狙う　J1浦和、29日仙台戦

2011年4月28日(木)

敵地で連勝狙う　J1浦和、29日仙台戦

ウォーミングアップする浦和の選手たち＝２７日午前、さいたま市内

　浦和は第８節の２９日、敵地で仙台と対戦する（１４時・ユアス）。３－０で完勝した前節の名古屋戦で得た自信を深め、今季初の連勝を狙う。

　チームは２７日、さいたま市内で非公開練習を行った。名古屋戦後、右太もも裏を痛めて別メニュー調整が続いていた山田暢が全体練習に合流。先発メンバーの変更はなさそうだ。

　今季初得点の期待が懸かるエジミウソンは、「仙台にとっては初のホームゲーム。難しい試合になるが、１１対１１の勝負は結果がすべて。いい試合をしたい」と引き締めていた。

鍵握る“勝利への執念”

　前節、昨季王者の名古屋に完勝した浦和は、連勝で勢いを加速させたい。今季初のホームゲームを迎える仙台は東日本大震災で甚大な被害を受け、復興の希望としてモチベーションは高い。どちらが勝利への執念で上回れるか。気持ちの強さが勝敗を分けるポイントになる。

　仙台は前節、川崎に２－１で劇的な逆転勝ちを収めた。後半２８分、ワントップ赤嶺のポストプレーから、逆サイドを抜け出した太田がシュートを決め、終了間際には梁勇基のＦＫから鎌田が決勝ヘッドを決めた。

　仙台とは通算７勝３分けの負けなしだが、昨季リーグ戦は２分けと白星がなかった。

　日本代表ＭＦ関口を含めスピードのある選手がそろい、速攻には警戒が必要。２列目から抜け出してくる選手に対して、浦和はマーキングを徹底させたい。昨季は梁勇基に直接ＦＫを決められており、危険な場所でのファウルには注意だ。

　浦和は名古屋戦のように厳しく前線からプレッシャーをかけ、セカンドボールを確実にものにすること。エジミウソンを起点に田中、原口、マルシオリシャルデスらがスピードに乗ったシンプルな攻撃を仕掛けたい。

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