松山自慢のカラマンダリンを首都圏でもたくさん食べて―松山市の野志克仁市長が28日朝、東京都大田区の大田市場で、春のかんきつ・カラマンダリンをトップセールス。「酸味と甘さのバランス、香りを味わってほしい」と売り込んだ。
松山市はこれまで、各種イベントでトップセールスをしたことはあるが、市場では初めて。カラマンダリンは温州ミカンのように手で皮をむけ、袋ごと食べられる。県内ではJA愛媛中央(松山市)でほとんどが生産され4~5月が旬。同JAによると、今年は850トンの収穫を見込んでいたが、1、2月の冷え込みで20~30%下回りそう。卸売価格はキロ当たり平均450円と例年並みという。
大田市場には野志市長のほか、松山マドンナ大使の毛利善美さん(28)、市やJAの担当者ら約10人が来場し、カラマンダリン20キロを仲卸業者らに試食提供した。