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生活保護費1千万円不正受給か、詐欺容疑で県内初の外国人摘発/神奈川県警

2011年4月6日

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 生活保護費をだまし取ったとして、県警犯罪インフラ撲滅対策推進本部と大和署は5日、詐欺の疑いで、ともにベトナム国籍の横浜市瀬谷区阿久和南4丁目、無職レ・ティ・フォン容疑者(38)と工員グエン・ラン容疑者(48)=器物損壊罪で起訴=を逮捕した。外国人による生活保護費不正受給事件の摘発は県内初。県警は両容疑者が約4年にわたり、計約1千万円を不正受給していたとみて調べている。

 逮捕容疑は、両容疑者は共謀し昨年12月20日、横浜市瀬谷福祉保健センターで、預貯金などの資産があるにもかかわらず「生活に困窮している」などと虚偽の申告をして生活保護費約19万8千円をだまし取った、としている。

 県警国際捜査課によると、グエン容疑者は難民として来日。後に妻として来日したレ容疑者も日本の定住資格を持つ。

 2人は06年7月に離婚届を提出。レ容疑者は「離婚した夫が行方不明になり養育費がもらえない。子どもを3人抱え、生活できなくなった」として同年10月から生活保護を受けていたが、実際はグエン容疑者と子どもと家族5人で生活していたとみられる。

 昨年10月に県警が別の暴行事件でレ容疑者宅を家宅捜索した際、別れたはずのグエン容疑者が一緒に生活し、月給約30万円を生活費として提供していたことや、車や両容疑者、親戚名義などの預貯金計約1100万円の資産があることが判明したという。

 レ容疑者は06年10月から昨年12月まで生活保護費を受給。同課は不正受給を目的に偽装離婚したとみて捜査を進めている。

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