マレーシアニュース
【クアラトレンガヌ】 「男らしくない子」を対象に「矯正」を目的とした訓練キャンプが、イスラム伝統文化が根強いトレンガヌ州で実施され、人権侵害ではないかと波紋を呼んでいる。欧米メディアは性同一性障害者の差別を助長するものだとして批判的に報道しており、国内リベラル派も人権侵害だと批判しているが、参加者の間では楽しかったとなかなか好評だったようだ。 実施したのはトレンガヌ州教育局で、引っ込み思案で内向きの13際から17歳の男の子66人を選抜、最終的に57人が4日間のキャンプに参加した。ジャングルトレッキングやペイントボール、エアロビックといった身体を動かすアクティブな活動を行なったという。 州教育局のラザリ・ダウド局長は、危惧されているようなゲイを敵視するようなものでないことを強調。集団生活での運動を通して自信を持たせることで人格形成を図ることが目的だったと説明した。その上で、もし子供たちから自主的に性同一性に関する相談があれば、カウンセラーを通じて対応するとした。
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