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◆中日1―0横浜=6回降雨コールド=(27日・豊橋)強い風雨の豊橋球場を後にした落合監督の表情は晴れなかった。6回裏1死満塁で30分間の中断を挟み、1―0で降雨コールド勝ちも、その判断の遅さを疑問視。「もうちょっと臨機応変に動いてくれればいいんじゃないか。人工芝なら、いくらでも待つけど」。切り出したのは試合内容ではなく審判団への不満だった。
3回途中に降り始めた雨は、次第に激しさを増した。風速8メートルの強風も重なり、視界はぼやけていた。5回終了時点ですでに続行は微妙と思われたが、森球審は「できると判断しました。ただ、6回は風も強くボールが見えづらい状態だった」と説明した。
落合監督は「ゲームをコントロールするのは審判だから」とジャッジを尊重したものの、悪条件での試合は故障のリスクも伴う。19日のヤクルト戦(神宮)では選手の安全を考え、球場の照明の点灯を要求した指揮官。この日も“ご意見番”として指摘せずにはいられなかった。
(2011年4月28日10時48分 スポーツ報知)