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「災害遺構」保存で協議、慎重論も…屋根上の船

読売新聞 4月28日(木)13時20分配信

「災害遺構」保存で協議、慎重論も…屋根上の船
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解体に向けて大型クレーンを入れるための周辺瓦礫の撤去作業が進む「はまゆり」(25日)=増田教三撮影
 岩手県大槌町で東日本大震災の津波に流され、民宿の屋根に乗り上げたままになっている観光遊覧船を、県が「災害遺構」として保存しようと、地元自治体と協議を始めた。

 津波被害の大きさを後世に伝えようとの狙いだが、住民に恐怖を思い起こさせると、慎重論も出ている。

 船は、釜石市が所有する「はまゆり」(109トン、定員約230人)で、1997年に就航、釜石湾内の周遊に使われていた。同市の隣にある大槌町の造船所で修理点検中に地震が発生、津波で2階建ての民宿の屋根に乗り上げた。

 県は、船体を屋根から下ろして別の場所で保存するか、建物にのせたまま周囲を記念公園化するなどの案を検討している。

 釜石市は「県が費用を含めて対処するのであれば、協力したい」(野田武則市長)と、保存に理解を示す一方、大槌町では津波に翻弄される「はまゆり」を目撃し、恐怖を感じた人もいる。同町の東梅政昭副町長は「県の考えはわかるが、町民の心中を察すると、二つ返事はできない」と話している。

最終更新:4月28日(木)13時20分

読売新聞

 

主なニュースサイトで 東日本大震災(2011年3月11日) の記事を読む

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