NHK岡山県のニュース　岡山放送局

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国税局が職員を懲戒処分

岡山県内の税務署の男性職員が勤務中に携帯電話で株取引をしたほか、株の損失を穴埋めしようとうその確定申告をして還付金５万円あまりを不正に受けとっていたことがわかり、広島国税局は、この職員を停職６か月の懲戒処分にしました。
中国地方の税務署を監督する広島国税局によりますと、岡山県南部の税務署に勤務する２４歳の男性職員が、平成１９年から翌年にかけて職場のトイレなどで携帯電話を使い、１７４回にわたって株取引や外貨を売買するＦＸ取引をしていたことがわかりました。
さらにこの職員は平成２０年から去年にかけて実際には加入していない生命保険の保険料を支払ったなどとうその内容の確定申告をして、所得税の還付金あわせておよそ５万２０００円を不正に受け取っていたということです。
職員は「株取引などで出た損失の穴埋めをしたかった」と不正を認めているということです。
広島国税局は２７日付けで男性職員を停職６か月の懲戒処分とし、職員はみずから退職しました。
広島国税局の勇宏一郎国税広報広聴室長は「納税者に適正な申告を求める税務職員としてあるまじき行為で、深くおわびします。職員の事務の管理などを徹底し信頼確保に努めます」と話しています。

04月28日　09時19分

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