４万人規模の従業員削減
パナ、１０～１２年度で

　パナソニック本社

　パナソニックが２０１２年度末までにグループ約３８万人のうち、約１割に当たる４万人規模の従業員を削減することが２８日、分かった。すでに１０年度には１万人超の削減を実施したとみられる。

　子会社の三洋電機やパナソニック電工との重複部門などの人員を中心に削減するとみられ、競争力を強化して激化する国際競争での生き残りを目指す。

　パナソニックの大坪文雄社長が２８日、１１年度の事業方針と併せ、記者会見で発表する。

　パナソニックは、４月１日付で、三洋とパナソニック電工を完全子会社化した。グループの事業再編の一環として、人員を削減する見込みだ。(共同通信)

【 2011年04月28日 09時50分 】

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