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社会

神戸新聞報道展示室「ニュースポート」完成 

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阪神・淡路大震災や復興への歩みなどを紹介した展示パネルなど=27日午後、神戸市中央区東川崎町1(撮影・田中靖浩)

阪神・淡路大震災や復興への歩みなどを紹介した展示パネルなど=27日午後、神戸市中央区東川崎町1(撮影・田中靖浩)

 神戸新聞社の報道や新聞制作の仕組みをパネル展示などで紹介する「ニュースポート」が、神戸ハーバーランドの本社ビル内商業施設「カルメニ」2階に完成し27日、オープン式典が開かれた。一般公開は28日から。

 約160平方メートルのフロアでは、阪神・淡路大震災をはじめとする災害や、日本人のノーベル賞受賞など大ニュースを報じた過去の紙面をパネルや写真で展示。NIE(教育に新聞を)活動に役立ててもらおうと、パソコンで紙面制作が体験できるコーナーなども設けられている。

 式典で、神戸新聞社の高士薫社長は「港のように多くの人が立ち寄り、ニュースや社会事象に関心を持っていただく場にしたい」とあいさつ。兵庫県NIE推進協議会会長の杉本健三・神戸山手大教授は「新学習指導要領は新聞の活用を明記した。現場の教員もNIEに注目している」と期待を寄せた。

 入場無料。午前10時〜午後5時半。新聞休刊日と年末年始は休館。隣接の神戸新聞ギャラリーでは、28日から5月19日までチャリティー企画展「東日本大震災 報道の記録」を開催している。

 神戸新聞読者サポートセンターTEL078・362・7056

(直江 純)

(2011/04/28 08:30)

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