福島第1原発 警戒区域に住民45人 避難生活不安理由に
毎日新聞 4月28日(木)2時35分配信
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警戒区域に通じる国道6号線で待機する警察官=福島県南相馬市で2011年4月23日、西本勝撮影 |
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20キロ圏に含まれる地域を持つ9市町村に取材したところ、南相馬市の8世帯13人▽田村市の3世帯7人▽富岡町の7世帯8人▽楢葉町の11世帯15人▽川内村の2世帯2人−−の31世帯45人がとどまっている。警戒区域のある浪江町と、双葉町は住民が全国に避難しているため「圏内に残る町民の数などはまったく把握できていない」という。全域が警戒区域の大熊町、一部が対象の葛尾村は住民全員が避難している。
川内村では、57歳と83歳の独居女性がいずれも避難を拒否し、警戒区域がスタートした22日も村職員が説得を試みたが、応じなかったという。餓死しないよう週1度食料を届けている。
田村市の7人もすべて避難拒否だ。50〜80代の男女5人が住む家は「身内の具合が悪くて看病しなくてはならない」と話しているという。【神保圭作】
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最終更新:4月28日(木)3時1分
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