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【プロ野球】

内海ボロボロ 小笠原サッパリ 巨人、伝説の草薙で連敗

2011年4月28日 紙面から

◇ヤクルト4−1巨人

 非常事態だ。巨人は投手陣の柱となるべき内海が背信の5回途中3失点KOを食らえば、打線は小笠原が大スランプで途中交代。2度の降雨中断が計60分間にも及んだ悪条件の中で疲労ばかりが残る試合となった。

 あまりにもふがいなかった。内海が軽率な投球で2被弾に沈んだ。「もう少し慎重さが必要だった」。前回の20日の阪神戦は先発をトーレスに譲る屈辱の救援登板。信頼を取り戻すためにも重要なマウンドだったが、逆に不信が広がる結果となってしまった。

 「内海らしくない点の取られ方だった」と原監督が首をひねれば、川口投手総合コーチも「ああいう一発は士気が下がるわな。再調整? 少し考えないといけないね」と厳しい表情。2軍降格の可能性が高くなった。

 打線では小笠原が重症だ。あと6本と迫っている2000安打どころか、最近7戦は下半身の粘りを欠いて26打数1安打の大不振。7回の好機で三振に倒れると、首脳陣も我慢の限界。「次も厳しいという判断」(岡崎ヘッドコーチ)で交代を告げられた。

 とはいえ、ガッツの復調なくして得点力は上がらない。「必ず立ち直ってくれると信じている」と岡崎ヘッド。投手では山口が欠け打線では阿部と高橋が負傷で不在。借金生活となり4位に転落。暗い雲がG戦士を包み込んでいる。今日28日は沢村が伝説の草薙球場で登板する。またルーキーに上昇気流に導いてもらうしかない。 (井上学)

 

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