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【プロ野球】

タトゥー復活カブレラ弾 ソフトバンク再奪首

2011年4月28日 紙面から

日本ハム−ソフトバンク 4回表2死、タトゥーの入った腕をまくり上げ、中越えに先制2号ソロを放つカブレラ=札幌ドームで

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◇ソフトバンク5−0日本ハム

 ソフトバンク・カブレラは、太い両腕にタトゥーを青々と誇らせた。4回2死走者なし。初球。外角低めのチェンジアップをバックスクリーンまで運んだ。「打てて良かったよ」。先制2号ソロに声を弾ませた。

 続く小久保も初球打ちで三ゴロも小谷野がはじき失策。動揺が広がる中、多村が初球を左越え2ランだ。2死から3球で3点。ベンチで多村を迎えたカブレラは「お互い昨日までと別人だな! 二人とも新しいホークスのチームメートだ!」と舌も滑らかだった。

 左前打の第1打席ではアンダーシャツで覆っていたタトゥー。西武時代からの代名詞で、右肩部の円状模様は“第3の目”で配球を見透かす意味があるという。両腕にはオリックス時代、トライバル(部族的)模様を彫った。ソフトバンクとは入団時、青少年への悪影響の懸念から露出しないよう取り決め。突如むき出しにした真意をカブレラは「ノーコメント」としたが、豪打は復活だ。

 5回は先頭・川崎から3連打。なお無死一、三塁でカブレラの左犠飛が決定的な5点目を奪い、この回限りで武田勝を葬った。昨季7度対戦し0勝5敗。2009年10月4日から6連敗を喫していた天敵を、今季初顔合わせで完全攻略。一夜で首位も奪回した。 (森淳)

 

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