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【芸能・社会】

香取、靴も服も脱いで声優 「泣いた赤おに」原案映画

2011年4月28日 07時02分

 「泣いた赤おに」が原案の3DのCGアニメ映画「フレンズ もののけ島のナキ」(12月17日全国公開)の製作発表が東京都内で開かれ、約5分のプロモーション映像が公開された。赤鬼・ナキの声を演じた香取慎吾は映像を初めて見て「びっくりしました。日本中が、世界の方々が日本にはこんな素晴らしいストーリー、技術があるんだと知ってほしい」と語った。

 監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」などの山崎貴監督と、彼の盟友八木竜一監督の2人。山崎監督は「(米国のアニメスタジオ)ピクサーなどと違う世界観」を狙った。ナキの部屋など2メートル四方のセットを六つ作り、内部の実写映像にキャラクターのCGを合成する手法で、ぬくもりのある映像を生んだ。

 声は俳優の個性を生かそうと、映像製作よりも先に録音。香取は本人とは分からないような、しゃがれ声をつくり「はだしになって声を出しながら、どんどん服も脱いでいきました」と熱演。ただ「少し大げさに言いました。服は上着を脱いだぐらい」と笑わせた。

 青鬼・グンジョー役の山寺宏一は「このまま明日から公開してもいいんじゃないか。思わず笑顔になって数分間を楽しみました」と満足。

 コミカルなゴーヤーもののけ「ゴーヤン」役の阿部サダヲは「(映像が)すごすぎて、どのくらいすごいのかもう分からないっていうのは、本当にすごいんでしょうね」と混乱気味だった。

 映画のキャッチコピーは「どこまでも、きみのともだち」。宮城県塩釜市出身の山寺は「疎遠だった友達と、震災で連絡を取り合い、ずっと会ってなくても友達なんだなとあらためて感じています」と語った。

(共同)
 

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