2011年 4月 27日 |
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放火殺人16年 時効撤廃で捜査継続
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倉敷市で全焼した住宅からこの家に住む夫婦が首を切断された遺体で見つかった事件は28日16年を迎えます。警察は現場周辺で情報提供を呼び掛けるチラシを配りました。捜査本部では27日午前8時から現場周辺のJR上の町駅など2カ所で情報提供を呼び掛けるチラシを配りました。この事件は1995年4月28日未明、倉敷市児島上の町の農業、角南春彦さんの住宅が全焼し、焼け跡から角南さん(当時70)、妻の翠さん(当時66)が首を切断された遺体で見つかったものです。時効になる1日前の去年4月27日、殺人罪などの公訴時効を廃止する改正刑事訴訟法が施行されたため捜査が続けられていましたがこの1年で寄せられた情報は1件のみで事件の風化が懸念されています。警察では情報提供を呼び掛けています。
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被災地の高校へ焼き菓子を
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被災地へのエールをお菓子に詰め込みました。パティシエを目指す浅口市の高校生が、被災した岩手の高校に贈るため焼き菓子を作りました。被災地に焼き菓子をプレゼントするのはパティシエを目指しおかやま山陽高校で学ぶ生徒19人です。被災地・岩手県の釜石高校に通う生徒や学校関係者のためにマドレーヌ700個を作りました。ケーキ作りを指導するのは講師でパティシエの伊藤嘉浩さん。今回のマドレーヌ作りの発案者です。伊藤さんは他のパティシエらと今月10日から4日間、岩手県の大槌町や釜石市の避難所を訪ね、被災者にロールケーキ2500食や焼き菓子6000個などを振る舞いました。その際、お礼の手紙をもらったことが今回のきっかけです。生徒たちは焼き上がったマドレーヌを丁寧に袋に入れ、1つ1つにメッセージを添えていきました。生徒たちの思いが詰まったマドレーヌは来月6日、被災地に届けられます。
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医療産業の創出目指す拠点が完成
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産学官が連携して医療産業の創出を目指す拠点施設、おかやまメディカルイノベーションセンターが岡山大学に完成し、開所式が行われました。国の事業に採択され、11億8000万円かけて整備されたもので岡山大学の施設の一部に最先端の分析機器などを導入し、研究開発に取り組みます。その核となるのが体内での生命活動を分子レベルで画像化する技術を生かした研究です。体内に注射した薬剤の効果を検証することで新たながんの診断法や治療薬の早期開発に期待が寄せられています。この他、センターには医薬品開発にあたる企業が活用できるスペースもあり、共同研究ができる環境が整っています。岡山県や岡山大学ではセンターを拠点に医療系ベンチャーの創出など地域産業の活性化につなげたいとしています。
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自動車運転過失致死容疑で逮捕の自衛官処分
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今年2月、津山市で84歳の女性を車ではね死亡させたとして自動車運転過失致死の疑いで逮捕された陸上自衛隊日本原駐屯地の自衛官が停職50日の懲戒処分を受けました。停職50日の処分を受けたのは岡山県奈義町の陸上自衛隊日本原駐屯地、第13特科隊の河田保2等陸曹です。自衛隊によりますと河田陸曹は2月2日午後6時頃、津山市の市道交差点で84歳の無職の女性を車ではね死亡させたとして自動車運転過失致死などの疑いで逮捕されたもので、その後起訴され、現在公判中です。陸上自衛隊日本原駐屯地では「今後2度とこのような事案が起こることのないようこれまで以上に指導を徹底したい」とコメントしています。
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いしいひさいちさん 幻のカニの原画公開
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幻のカニを特産品として売り出そうという取り組みが玉野市で進んでいます。PRに一役買おうと地元出身の漫画家いしいひさいちさんが描くカニのイラストがお目見えしました。そのハサミが土手を壊すほど強靭だということから「ドテキリ」と呼ばれるカニ。60年ほど前までは玉野市でよく捕れていたノコギリガザミで今ではほとんどとれないことから幻のカニと言われています。市や商工会議所などではこのカニを新たな特産品として売り出そうとおととしから養殖実験を行っていますが、そのPRに一役買おうと登場したのが玉野市築港出身の漫画家いしいひさいちさんが描いたドテキリのイラストです。いしいさんはこれまでにも玉野市の活性化につながればと商店街や市の公用車などへの漫画のキャラクターの使用を認めていて、今回のイラストもドテキリの料理を提供する店の表示などに活用されるということです。幻のカニのPR。愛らしいイラストは街の活性化に大いに役立ちそうです。
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