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【大リーグ】

松井 古巣エースから意地の2安打 0−5で完敗も存在感キラリ!!

2011年4月27日 紙面から

試合前の練習でエンゼルスの高橋と談笑するアスレチックスの松井(右)(社英夫撮影)

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 【アナハイム=穐村賢】古巣相手に意地のマルチだ。アスレチックスの松井秀喜外野手(36)は25日、昨季所属したエンゼルスとの今季初戦でエース右腕ウィーバーから2安打。緑のユニホームをまとった55番にエンゼルスのスタッフ、選手が次々にあいさつに訪れ、試合中には拍手、さらにはブーイングの出迎えも受けるなど、「懐かしさを感じた」と楽しんだ凱旋(がいせん)マッチだった。チームは0−5で完敗した。

 ウィーバーは現在防御率、奪三振、勝利数の“三冠王”。早くもサイ・ヤング賞の呼び声の高い男が変化球を中心に頭脳的な省エネ投法で挑む中、古巣のファンに緑ゴジラを見せつけたのは2回。3球目の外角高め、91マイル(約146キロ)の直球をうまく合わせて左翼線へ。「俺の足でもいける」と悠々の二塁打だ。味方打線が変化球の対応に苦労し10三振を喫した一方で、9回には「高めに浮いてきた」チェンジアップを痛打。右前へと運ぶ意地のマルチ安打を記録した。

 試合前には、巨人時代の後輩、エンゼルスの高橋と恒例の?掛け合い漫才で和んだ。「『食事に連れて行け』『ヤダ』の連続だった」(高橋)。直接対決はお預けとなったものの、後輩は「(2安打は)さすがだなという感じ。松井さんには、おとなしく終わっていてくれた方が今後のためにもなるんじゃないかな。対戦したら勝負を楽しみたい」と先輩の打撃を警戒した。

 

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