事件口蹄疫1年でシンポ 大規模農場の検査徹底を 宮崎2011.4.20 19:03

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口蹄疫1年でシンポ 大規模農場の検査徹底を 宮崎

2011.4.20 19:03

 昨年4月の口蹄疫発生確認から1年となった宮崎県で20日、今後の畜産復興や防疫の在り方を議論するシンポジウムが開かれた。

 県職員や農家ら約180人が参加。主催した口蹄疫被害者協議会の吉松孝一会長は「経営を再開した農家の割合は49%と復興が遅れており、畜産の新生を考えていきたい」とあいさつ。県の担当者が、新たに策定した防疫マニュアルの内容を説明したが、会場からは「マニュアルだけ整備して農家に責任を負わせては駄目。県も責任を持ち、大規模農場の立ち入り検査などを徹底すべきだ」との声が上がった。

 宮崎県では昨年4月、都農町で最初の感染疑い家畜が確認され、計5市6町に被害が拡大。牛や豚計約29万8千頭が殺処分された。県は同年8月に終息を宣言した。

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