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検索の途中から結果表示 グーグルが新機能「インスタント検索」リリース

2011年4月26日

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写真:グーグルのインスタント検索機能。「あ」と入れ始めただけで、最上位の予測キーワードである「アマゾン」で検索した結果の表示を始める拡大グーグルのインスタント検索機能。「あ」と入れ始めただけで、最上位の予測キーワードである「アマゾン」で検索した結果の表示を始める

 グーグルは26日、検索をよりスピードアップする新機能「インスタント検索」を日本向けにリリースした、と発表した。ユーザーがキーワードを入れ始めれば、パソコンのエンターキーや「検索ボタン」を押さなくても、検索結果の表示を始める。リリースは今後、数週間かけて順次行うという。(アサヒ・コム編集部 藤坂樹理)

 グーグルの調査によると、検索の各手順にかかる平均的な時間は、

(1)ユーザーによるキーワードの入力=9秒

(2)キーワードの送信(ネットワーク経由)=0.4秒

(3)グーグルの検索エンジンによる検索=0.3秒以下

(4)検索結果の送信(ネットワーク経由)=0.4秒

(5)ユーザーによる検索結果の閲覧・選択=15秒

だった。

 これまで(2)〜(4)の時間を短縮する技術に取り組んできたが、今回は(1)に着目した。ユーザーが検索を始めようとした時点で検索エンジンが働き始めることで、平均3.5秒の時間短縮ができるという。

 具体的には、すでに実装している「オートコンプリート機能」などと組み合わせて動いている。たとえば、検索ボックスに「あ」と入れた段階で、「アマゾン」などの予測キーワードを表示するが、この上位候補をあらかじめサーバー側に送信し、検索結果を返す仕組みだ。「あ」のあとに「さ」を入れると、キーワード候補は「朝日新聞」などに瞬時に変わる。このためサーバーとのやり取りが多くなり、負荷の問題をクリアするのが技術的な課題だったという。

 グーグル日本法人の徳生健太郎・製品開発本部長は「スピードの遅い検索エンジンは使われなくなると考えている。3.5秒の時間短縮は、1人のユーザーにとっては10回検索しても35秒だが、計10億回の検索が行われれば全体として大きな時間節約になる」と話している。

 インスタント検索は、すでに米国やオーストラリア、韓国など20カ国以上でリリースされている。その結果、ユーザーがあまり検索ボタンを押さなくなったり、入力作業の途中でキーワードを変更するなどの傾向が増えているといい、検索エンジンの使い方自体にも変化をもたらしそうだ。

 グーグルではこのほか、(5)のプロセスの時間短縮策として、検索結果のウェブページのイメージ画像をあらかじめ見せる「インスタントプレビュー」などもリリースしている。

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