阪神大震災
テーマ:ブログ私が高校生の時発生した阪神大震災。
春休みを利用して「兵庫県西宮」にボランティアで行った時のことについて書いてみます。
現地にある教会を拠点として活動していいた「YWCA」という団体に登録し、寝袋を背負って現地へ向かいました。
青春18きっぷを握りしめ、夜行の鈍行列車で。
電車の中は飽和状態。
席を確保することができず、乗車口に座りこみ仮眠をとるも、
駅に到着する度に人の出入りがあるため、立ったり座ったり。
近づくに連れて、窓から見える景色は壊れた屋根を覆うブルーシートの青一色に。
まともに寝ることもできず、現地へ到着したのは翌日のお昼12時頃でした。
西宮はすでにライフラインは繋がっているものの、避難所となっている体育館には自宅に帰れない多くの人が残っていました。
私の主な仕事は…
①デイボランティアで来られる方の役割分担
②届いた物資の仕分け
③避難所をめぐり、子供たちと遊ぶ
④イベント、炊き出しの企画、開催
他、こんな仕事もありました
・地域を自転車で回り、お年寄りや体の不自由な方のお世話
・地域を自転車で回り、情報収集(どこにどんな方が住んでるか、どんなことが必要とされているか)
・物資、食料を提供してくれる団体との交渉
・等々・・・
具体的な仕事内容
①毎日沢山のデイボランティアの方が来られます。
地域の方々が多いので、とても心強いです。
若い方、お年寄りの方、いろいろいらっしゃるので、その方が得意とするお仕事をお願いします。
定期的に来られる方は、避難所へ通ってもらったり
単発的な方は物資の仕分け等をお願いしていました。
②物資はいろいろなものが届きます。
あえて、もらって困るものを書きます。
持てないくらい短くなった鉛筆類・着古した衣服・壊れたおもちゃ…
善意でいただいたものなのでとても残念ですが、正直ゴミが増えるだけで、仕分けの作業も多くなり本当に困りました。
③避難所での生活が長くなるにつれ、大人も子どもも大きなストレスを抱えています。
大人はこれからの生活、仕事のことで頭がいっぱいで、正直子供にかまってる暇はありません。
しかし、子ども達は話を聞いてほしいし、構ってほしいのです。
子ども達との遊びは定期的に通ってあげることが大切です。
その際、きちんと「○○のボランティアスタッフ」と名札を提げ、危険な人物でないことを親御さんへ伝えることも大切です。
初めて会った知らない人へはなかなか心の中を見せてはくれません。
毎日、同じ時間に通うことにより、安心感と共に思っていることを話してくれるようになります。
「地震のとき、部屋に居たんだけど物が倒れてきて、急に真っ暗になったの。・・・・」
恐怖体験を話しながら、少しづつ心の重荷が取れていくようです。
気を許して、急に泣き出してしまう子もいます。
お絵かきをすると、大きくはみ出しながら、真っ黒に紙を塗りつぶしていく子もいます。
震災時の恐怖により心に大きく深い傷を負っている子が多く、子どもたちの心のケアは本当に大切な活動の1つでした。
④定期的に炊き出しやイベントを行いました。
炊き出しは、食材を提供してくれる団体とのやり取りがとても大切になってきます。
温かい食べ物は、身も心もホクホクにしてくれます。
イベントは、親子の交流が取れるものをおこないました。
たまには思いっきり汗をかいて遊ぶことも大切かと思い、私は小学校でのドッチボール大会を担当。
あわせて地元ローカルバンドのチャリティーライブ&炊き出し
&某テレビ局のキャラクター(着ぐるみ)を呼んで、握手会のようなものを行いました。
このようなボランティアを行うときには、ルールに沿って行うことが大切です。
避難所には避難所のルール。
ボランティア団体には団体のルール。
被災者に話しかけるときのルール。(NGワード等)
それさえ守っていれば、ボランティア経験の無い私でもいろんな活動ができました。
今、福島、宮城の被災者は、栃木、茨城、埼玉、東京、・・・・
首都圏にも沢山の方が非難してきています。
今はまだ難しい状況ですが、状況が落ち着き、環境も整ってきたら、
ベビーヨガの先生達と一緒に、クラスを行いたいと思っています。
これから必要とされる場面が多々出てくると思います。
その時にきちんと動けるよう、情報収集など今から準備しておきたいと思います。
1人の力では微力ですが、みんなで力を合わせればなんだって出来ます。
ひとりひとりが得意とすることを少しずつ出し合えば、大きな力となります。
被災地の復興には長い月日がかかります。
太く、長く
みんなで頑張りましょう!!!!!!
1 ■良い経験
をして来たよね!!
ボランティアをした事で今、役立ってる事が
沢山あると思うよ。
経験豊富でこういう災難があっても影は落ち着いて対処出来ると思うから。
時間があれば私も力になりたいな。。。仕事があるから現地に行く事が出来ないけど今出来る事からやっております。
復興までには時間がかかるけど助け合って乗り越えたいね。