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25日夕刻、浅田真央と村上佳菜子は、成田からの同じ便でモスクワに到着。 「あまり機内食は食べなかったんです」(浅田) とのことだが、長旅の疲れも見せず、元気に日本の報道陣に対応してくれた。 「自分のやるべき練習はやってきましたし、順調です! 本番までまだ時間がありますから、ちょっとロシアの雰囲気に慣れて、まずはショートプログラムで自分の力を発揮したいと思います」(浅田) 「大会の日程が変わって、最初は調整が難しいかな、と思いました。でも練習する時間が増えたし、3月の終わりには調子もだいぶ良くなりました。今はわくわくしていて、ちょっとドキドキしているところ(笑)。世界選手権は初めてなので、色々な選手のことをしっかり見て、勉強したいです」(村上) 明けて26日は、お昼のシャトルバスでふたりそろって会場入り。浅田真央は薄いピンク、村上佳菜子は濃いピンクのパーカー姿で、姉妹のように仲良く、リラックスした様子を見せていた。 ロシアは初めてで、ちょっとだけ不安がる後輩に、「大丈夫だよ、そんなことないよ」「ここは練習リンクが地下にあるんだよ」などといろいろナビゲートし、先輩らしさを見せる真央選手。 ふたりは午後から始まった男子の公式練習にも姿を現し、タチアナ・タラソワ前コーチらとともに関係者席から観戦。小塚崇彦の絶品キャメルスピンに大きな拍手を送るなど、終始笑顔を見せていた。 思えば浅田真央は、シニアデビュー以来、大きな大会ではいつも日本選手最年少。妹分のいる世界選手権は、これが初めての体験だ。以前は追い掛けてくる若手を意識するような発言もしていたが、今の彼女はそんな気負いもなく、プチお姉さんポジションを楽しんでいる様子。 また村上佳菜子も、中京大学のリンクで練習をともにすることの多い浅田真央、安藤美姫に頼ることができ、妹ポジションがとても心地よさそうだ。大きな期待はふたりのベテランが動じることなく受け止めてくれる。彼女はわくわくの初世界選手権を、ただ楽しめばいいだけ。生涯一度きりの世界デビュー戦、思い切り弾けられるかもしれない。 photo/Masami Morita(26日夜、初めての公式練習でのふたり) text/Hirono Aoshima |
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