記事入力 : 2011/04/26 10:31:28
「独島はなぜ韓国領?」 京畿道が教材配布
小中高校生を対象
平素から「独島(日本名:竹島)は韓国領」と主張しながらも、なぜ独島が韓国の領土なのかと問われると、明確に答えられる人は多くない。こうした中、京畿道教育庁が25日、道内の小中高校生に「美しいわが領土・東海(日本海)の島、独島」と題する体系的な学習資料を配布したと発表した。
資料は3部構成になっており、1部は、独島のあれこれ、独島の歴史、独島領有権の歴史的事実と証拠、日本の主張の間違いと根拠、日本による独島侵奪、韓国の島・東海の島独島、独島研究資料などを扱っている。2部は、1部の内容を土台に、独島が韓国領だということを明確に教えるための教師用資料で、学年別の指導学習計画などが収録されている。3部はパワーポイントや映像の資料だ。道教育庁は、韓国史や東アジア史、世界史、韓国地理、世界地理、社会、法と政治、社会文化、道徳などの授業で、折に触れ同資料を活用することができると説明している。キム・ワンギ教授学習支援課長は「周辺国の歴史歪曲(わいきょく)に冷静かつ合理的に応じられるよう、独島領有権に対する確固たる歴史意識を身に付ける契機になれば」と期待を示した。
学習資料は道教育庁ホームページに掲載し、誰でも活用できるようにするという。
キム・サンミン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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