民主党内の「菅降ろし」の動きが活発です。小沢元代表に近い議員ら約60人が集結し、菅総理大臣に事実上の退陣要求です。しかし、執行部は冷ややかです。
民主党・山岡副代表:「このままいったら民主党は壊滅いたします。今、国民の皆様は期待と失望で非常に大きな怒りに近い」
会合では、選挙の総括のため、執行部に両院議員総会の開催を求める方針を確認しました。両院議員総会が開かれれば、菅総理の退陣を突きつけたい考えですが、26日の参加者は開催に必要な党内の3分の1の議員数に達しませんでした。
枝野官房長官:「政治家でありますから、いわゆる政局といわれることに無関心ではいけないという思いがほんのちょっぴりないわけではないが、そのことにエネルギーを割く余裕はまったくない」
一方、閣僚や執行部からは菅総理を擁護する意見が出ていて、党内対立が激しくなってきそうです。