• 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

とうほく唯物論

三味線に映し出される、竹山の魂。

楽屋などでの竹山の写真には、愛煙家である証の“ゴールデンバット”が映り込むことも多かった。

※生前の竹山の写真はすべて葛西梧郎氏の撮影。

取材協力

高橋哲子氏
高橋竹童氏
木村昱介氏
葛西梧郎氏(写真提供も)
八戸竹清氏

資料提供

かさいちかこ氏

参考文献

『評伝高橋竹山 魂の音色』
        (松林拓司著/東奥日報社刊)
『季刊あおもり草子』
        (企画集団ぷりずむ刊)
  通巻第43号「津軽三味線」、
  通巻第157号「津軽三味線 弐」

写真

高橋竹山(たかはしちくざん)

1910年(明治43年)生まれ。本名定蔵(さだぞう)。2歳で半失明。14歳からボサマの弟子となり三味線を習得、16歳で独立。54年(昭和29年)、44歳で成田雲竹より「竹山」の号をもらう。三味線技能章を始めとして青森県文化賞、青森県褒章、吉川英治文化賞、点字毎日文化賞など多数受賞。83年(昭和58年)に73歳で勲四等瑞宝章。海外演奏は、ソウル、アメリカ(7都市)、パリ市立劇場など。77年(昭和52年)の青森「あすなろ国体」では開会式で演奏を披露した。98年(平成10年)2月5日死去。享年87歳。作品に『津軽三味線』(キングレコード)、『津軽三味線・高橋竹山のすべて』(CBSソニー)など。著書に『自伝 津軽三味線ひとり旅』(新書館刊)、映画に『竹山ひとり旅』(監督・新藤兼人/竹山役・林隆三)がある。

.

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5