大丸梅田店:全館オープン 売り場面積1.6倍に

2011年4月19日 10時31分 更新:4月19日 11時1分

大丸梅田店の全館グランドオープンと同時に店内に駆け込む買い物客。左奥は客を出迎える大丸松坂屋百貨店の山本良一社長=大阪市北区で2011年4月19日午前10時1分、宮間俊樹撮影
大丸梅田店の全館グランドオープンと同時に店内に駆け込む買い物客。左奥は客を出迎える大丸松坂屋百貨店の山本良一社長=大阪市北区で2011年4月19日午前10時1分、宮間俊樹撮影

 増床工事中だった大丸梅田店(大阪市北区)が19日、全館オープンした。JR大阪駅周辺は百貨店の出店・増床ラッシュが相次ぐ激戦区で、この日は「東急ハンズ」などの売り場がオープン。周辺では一番乗りの全館オープンで、売り場面積は従来の1.6倍の6万4000平方メートルと、梅田では最大となった。

 同店は地上15階、地下2階で、08年から工事を始め、これまでに親子向けの大型テナント「ポケモンセンターオーサカ」などの売り場を順次開業してきた。この日は東日本大震災に配慮して開店イベントは取りやめとなったが、午前10時の開店とともに、買い物客が一斉に詰めかけた。

 大阪駅北では5月4日にJR大阪三越伊勢丹が開店、12年春には阪急百貨店梅田本店が増床工事を終える予定。商都・大阪はキタとミナミで、全国屈指の百貨店のサバイバル競争が続く。【植田憲尚】

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