巨人ドラフト1位の沢村拓一投手(23)=中大=が25日、伝説の大投手・沢村栄治の銅像が飾られる静岡県の草薙球場で、プロ初完投を目指すことを誓った。28日に同球場で行われるヤクルト戦に登板予定の右腕は「中継ぎ陣の方を少しでも休ませられるように、完投したい」と宣言した。
1934年、同球場で行われた日米野球第10戦に先発したのが沢村栄治で、1失点9奪三振の完投だった。試合は0‐1で敗れたが、日本が米国相手に初めて互角に戦った試合。同球場正面には、当時の記念として沢村栄治と、この時来日していたベーブ・ルースの銅像が飾られている。
“巨人・沢村”が草薙球場に帰ってきたのは、実に77年ぶり。練習後、沢村はその銅像を感慨深げに見つめた。同じポーズで記念撮影も行い「試合でがんばります」と短い言葉に闘志を込めた。
前回登板では、阪神相手に7回1失点でプロ初勝利。だが、川口投手総合コーチから「勝ちたいなら最後までマウンドを譲るな。マウンドを譲るのは勝ちを譲ること」とゲキを飛ばされた。大先輩の魂を受け継ぐ右腕が、プロ2勝目を完投で飾る。
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