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『サザエさん』原作からアニメへの歴史
原作『サザエさん』
アニメーションの原作である漫画『サザエさん』は、昭和21年に、九州の『夕刊フクニチ』という新聞に連載されたのがはじまりです。作者の長谷川町子先生が、仕事を依頼されてから、どんな内容にするか、妹さんと一緒に毎日海岸を散歩しながら考えていたので、登場人物が、みんな海産物の名前になったということです。そして、昭和24年から49年まで、なんと25年もの永きに渡り、サザエさん一家は、東京の朝日新聞に連載されました。
アニメ『サザエさん』
アニメ『サザエさん』が生まれたのは、昭和44年10月5日、フジテレビで第1回が放送されたのがはじまりです。番組開始当初は、ドタバタ喜劇の色合いが濃く、画風も現在のものとは、かなり異なっていました。
2005年10月5日で放送開始37年目を迎え、放送回数も1820回を超え、話数(1回の放送で3話)にして、5620話を超えるまでになりました。視聴率は、昭和54年9月16日に39.4%を記録したのを最高に、現在も平均25%をキープし続けています。
いつも暖かさと楽しさと、そして平和な家族の代表のように、誰からも愛され、親しまれてまいりました“いい家族サザエさん”。これからも、もっともっと豊かでほのぼのとしたアニメ『サザエさん』をお茶の間の皆さんに観ていただけるよう、スタッフ一同、そして、サザエさん一家一同、張り切ってまいりますので、ご声援よろしくお願いいたします。