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【サッカー】

震災後初の代表国際マッチ決定 6・1ペルー、6・7チェコ

2011年4月26日 紙面から

 日本サッカー協会は25日、日本代表が6月の国際大会・キリンカップで対戦する相手がペルー代表とチェコ代表に決まったと発表した。ペルー戦は6月1日午後7時20分から新潟・東北電力ビッグスワンスタジアムで、チェコ戦は同7日午後7時30分から横浜・日産スタジアムで行う。東日本大震災の影響で東北電力、東京電力管内の電力供給が懸念される中、日本協会は競技場の照明設備以外で10〜30%の節電に努めると同時に、両競技場内の発電機で万が一に備える。

 震災の影響で東北電力と東京電力管内の節電が求められている中、キリンカップの日本戦の会場は、昨年末の時点で日本協会が発表していた2会場から変更なし。その上で、従来の国内の日本戦同様にナイターで行うことになった。

 会見した日本協会の田嶋幸三副会長兼専務理事は「電力バランスをみて基本的に問題なく、政府からは大丈夫と言われている」と“お墨付き”を強調。大会主催者の立場としては可能な限りの節電対策を行うとし、「照明以外で10〜30%の節電を行い、万が一の場合は両スタジアムに設備されている発電機を使う」と説明。Jリーグでも6月中旬から関東地区でナイターが予定されているため、田嶋副会長は「関東で計画された試合ができることをまずアピールしたい。タイミング的にわれわれがしっかりやることで後のスポーツに影響が出る」と続けた。

 対戦相手に決まったペルーとチェコも現状は了承済みという。福島第1原発の事故の影響について同副会長は「ニュースの内容や放射線のデータを送るなどしっかり(両国協会に)伝えている。相手に納得してもらったうえで契約書をいただいている」と万全を強調した。

 日本にとってキリンカップは9月から始まるW杯ブラジル大会のアジア3次予選に向けた重要な大会。今のところは順調に準備が進んでいるようだ。

 

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