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受刑者ら義援金2100万円 2800人、作業で工面

2011年4月26日11時53分

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 東日本大震災の被災者に対し、全国の刑務所の受刑者や拘置所の被告ら約2800人から、計2156万円の義援金が寄せられていることが分かった。江田五月法相が26日の記者会見で明らかにした。

 法務省によると、義援金額は3月11日からの1カ月間の合計。最も多かったのは千葉刑務所の359人で計231万円。次いで横浜刑務所(324人、計226万円)、京都刑務所(299人、計219万円)。刑務作業でもらう報奨金などから工面したという。

 江田氏は「自発的な意思によるもので、施設側からの働きかけはない」。義援金の有無による処遇の違いも「当然ありません」と説明した。

 1995年の阪神大震災や2004年の新潟県中越地震でも、受刑者らが被災地に義援金を送っている。

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