|
2011年4月25日(月) 19:25 |
|
|
新庄村のがいせん桜が満開に
岡山県内で最も遅く咲き始める新庄村のがいせん桜が、ようやく25日満開となりました。 県北でも雨が降ったりやんだりの空模様でしたが、今年も見事な桜のトンネルが現われました。
雨に濡れ艶やかな花びら。 朝を迎えたがいせん桜です。 旧出雲街道の宿場町として栄えた街道沿いに、日露戦争の勝利を記念して植えられた新庄村のがいせん桜。 まだ雪が残る中、25日満開になりました。 昨年は4月18日に満開になりましたが、今年は寒さの影響で、例年に比べて1週間ほど遅れたということです。 137本のソメイヨシノは、樹齢100年を過ぎた今も見事に咲き誇り、全長およそ400メートルの桜のトンネルを作って訪れる人を迎えています。 がいせん桜は、今年で植樹から105年目を迎えました。 ソメイヨシノの寿命は60年〜70年といわれていますが、がいせん桜はおよそ20年前から樹木医による治療が施されています。 137本のうち、これまで樹木医によって治療された桜の木は49本。 地域の宝を守るため、地元の人も桜の手入れを欠かすことはないといいます。 たくさんの人の想いを受けて、がいせん桜は今年も満開の花を咲かせています。
|
|