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【プロ野球】

佑 49年ぶりデビュー3戦3勝だ

2011年4月26日 紙面から

 王子が、怪童の記録に挑む−。デビューから2連勝を飾った日本ハムの斎藤佑樹投手(22)=早大=は25日、関西空港発の航空機で札幌に戻った。次回登板は5月1日の西武戦(札幌ドーム)の予定。日本ハムでは1962年の尾崎行雄以来49年ぶり2人目となる「デビュー戦から3戦3勝」の快挙が懸かる。斎藤は「今のところは順調ですね。でも、これが1年間続くようにしたい」と意気込んだ。

 プロ初登板した4月17日のロッテ戦(札幌ドーム)では5イニング4失点で初勝利。2度目の先発となった24日の楽天戦(ほっともっと神戸)でも6イニング3失点ながら勝ち投手になった。初陣から2試合連続勝利は日本ハムでは2005年のダルビッシュ、08年の多田野らが達成しているが、斎藤を含めても7人しかいない。さらに、3戦3勝となると、1962年の尾崎行雄以来、49年ぶりの快挙となるのだ。

 尾崎は浪商のエースとして、斎藤と同じように夏の甲子園を制覇。剛速球で“怪童”と称された豪腕だ。22歳の斎藤が「尾崎さん? ちょっと分からないですね」というのも無理はないが、伝説に並ぶ挑戦権を得ている斎藤は、3度目の先発に向け「ラッキーな投球が続いているので、次は周りからも投げきった、と感じてもらえるような試合にしたい」と気を引き締めた。

  (臼杵秀之)

 

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