東北新幹線は、25日午後、停電が相次ぎ、東京と仙台の間の上下線で運転ができなくなっています。
東北新幹線は、午後1時28分に福島県の新白河と宮城県の白石蔵王の間の下り線で、架線に電気が流れなくなるトラブルが起き、東京と仙台の間の下り線で運転できなくなりました。1時間15分後、トラブルが起きた架線に電気を送ることができ、運転が再開されましたが、14分後の午後2時57分に再び同じ場所で停電し、東北新幹線は東京と仙台の間の上下線で不通になっています。震災で大きな被害を受けた東北新幹線は、25日朝から福島と仙台の間で運転が再開され、東京と仙台の間が新幹線で行き来できるようになったばかりでした。停電が起きたのは、25日に運転が再開された区間の福島市北矢野目付近の電力設備とみられ、JR東日本で復旧を急ぐとともに停電の原因を調べています。