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 「 慶斗、今日仕事休みなの? 」
 
 
 
 下に降りて来て
 サンドイッチを食べながら言うひよ
 
 
 
 どんだけまったりしてんですか
 ここ、俺の家です
 
 
 
 「 今日は休み。
 でも出かけるから。」
 
 
 
 「 そうなんだ…
 じゃあこれ食べたら帰るー。」
 
 
 
 そう言ってまたサンドイッチを
 食べはじめた
 
 
 
 今日は職場の人に誘われて
 映画に行く予定が入っている
 
 
 
 あーあ…どうせつまんねえんだろうな
 ひよと遊びたかったよ
 
 
 
 「 ごちそうさま!! じゃあ、帰るね。」
 
 
 
 「 ああ。じゃあな。」
 
 
 
 ひよ昨日持ってきた枕を持って
 玄関に向かった
 
 
 
 「 ひよっ、ちょっと待て。」
 
 
 
 「 ん? わっ!! 」
 
 
 
 俺はリビングにあった
 自分のTシャツをひよにかぶせた
 
 
 
 「 そんな格好じゃ襲われんだろ。」
 
 
 
 ひよは、昨日と同じ
 キャミソールとショーパンという、
 肌が露出されている格好だ
 
 
 
 すぐ隣の部屋だけど、
 ひよのことだから心配になる
 
 
 
 「 あ、ありがとう…
 ばいばい、慶斗。」
 
 
 
 「 じゃあな。」
 
 
 
 ひよは顔を少し火照らせて
 俺の家を出た
 
 
 
 …可愛すぎます、ひよさん
 
 
 
 
 
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