浅田真央(中京大)と金妍児(キム・ヨナ、韓国)が1年ぶりに対決へ――。フィギュアスケートの世界選手権が25日、モスクワで始まる。当初、3月に東京で開催予定だったが、東日本大震災の影響で場所と時期が変更された。1年ぶりに競技に復帰する金妍児がどんな演技を見せるのか、「ガンガン上り調子」と言っていた浅田のジャンプ修正はうまくいったのか。注目の2人のほか、今季、安定感抜群の安藤美姫(トヨタ自動車)も4年ぶりのタイトルを狙っている。
<女子>
■浅田、いい意味で余裕が生まれる
昨年のバンクーバー五輪の後、浅田は目に見えて変わった。「(五輪で)一区切りついた。それまで自分はできて当たり前だって思いこんでいた」。いつも人に囲まれて“箱入り娘”のようだったが、人前でも砕けた口調で話すなど、いい意味で余裕が出てきた。
こうした変化は、昨年9月からついた佐藤信夫、久美子コーチのおかげでもある。浅田にとって4年ぶりの日本人コーチで、言葉の壁がなくなり、意思疎通がスムーズにいくようになった。
久美子コーチによると、浅田は「かなりはっきり自分の意見を言うタイプ」。これまでは我流を通すことも多かったが、今ではコーチときちんと話し合って、納得して言うことを聞けている。
信夫コーチが真っ先に注意したのは練習方法だ。浅田は練習熱心で、これまで平気で6時間くらい滑っていた。だが、時間が長い分、無駄も多く、ケガも怖い。
そんな浅田に、信夫コーチは「水が半分入ったコップが6つと、満杯のコップが3つある。量は同じだから、コップの数が少ない方になりましょう」などと諭したという。
昨季までは週1回休むようにと言われても、隠れて練習することもあったが、今ではきちんと休む。氷の上での練習も3時間ほどで切り上げるが、「満足いくまでできている」と浅田は話す。昨季までのように、公式練習でジャンプを跳びすぎ、本番では疲れてしまうといったことはなくなった。
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