全国各地で発生した海の事件・事故(8月分)

広報実施 担当部署 種別 種類 件名 発生場所 概要 海上保安庁
出動勢力
備考
8月1日 三管茨城 事故 水難事故 茨城県日立市小木津浜海岸沖 1日午後零時頃男性1名が沖合いに流されている旨の118番通報が第三管区海上保安本部にあったことから、巡視艇及び航空機により捜索を実施した。なお、該人は同日午後2時頃茨城県消防防災ヘリにより発見揚収されたが、午後3時頃病院で死亡が確認された。 巡視艇1
航空機1

8月1日 三管横須賀 事故 水難事故 神奈川県葉山町長者ヶ崎海水浴場沖 1日午後2時頃葉山消防本部から、溺者(男性)1名を救助し病院へ搬送している旨の118番通報が第三管区海上保安本部にあったことから、横須賀海上保安部で調査を行ったところ、ビーチマットから海中に転落した子供を背中に乗せ陸へと泳いで戻る際、溺れたことが判明、なお、子供に怪我はなく、男性も命に別状はなかった。
8月1日 三管横須賀 行方不明者 神奈川県葉山町長者ヶ崎海水浴場沖 1日午後2時頃海水浴場監視員からシュノーケリングをしていた男性が見えなくなり、付近に荷物とスニーカーが置かれているので溺れた可能性がある旨の118番通報があったことから、巡視艇及び航空機により捜索を実施した。 巡視艇1
航空機1

8月1日 七管福岡 事故 行方不明 海水浴客が行方不明 福岡県前原市志摩町大口海岸 8月1日正午頃、「福岡県前原市志摩町大口海岸にて、波にさらわれ1名が行方不明。」旨警察署から福岡海上保安部へ通報があった。福岡海上保安部から巡視船「げんかい」「みずき」(潜水士同乗)、巡視艇「こちかぜ」、福岡航空基地からヘリコプタ−(機動救難士同乗)、ビ−チクラフト機が出動。捜索中のところ、3日午前8時頃沖合で浮遊していた同人を、水難救難所所属船が発見収容し、父親により本人と確認された。 巡視船艇 3
航空機 2

8月2日 七管長崎 事故 海中転落 護衛艦からの海中転落 長崎県西彼杵郡野母崎沖から長崎県西彼杵郡大瀬戸町松島沖に至るまでの海上 8月2日午前8時頃、「長崎県西彼杵郡野母崎沖から長崎県西彼杵郡大瀬戸町松島沖に至るまでの海上にて、護衛艦乗組員1名が行方不明。」旨海上自衛隊から佐世保海上保安部へ通報があった。長崎海上保安部から巡視船「ごとう」「いなさ」、巡視艇「のもかぜ」「こうばい」、佐世保海上保安部から巡視船「あまみ」が出動。捜索するも、3日正午現在手がかりなし。 巡視船艇 5
8月2日 七管福岡 事故 衝突 漁船同士の衝突 福岡市福岡湾室見川河口沖 8月1日午後9時頃、「福岡市福岡湾室見川河口沖にて、操業中の漁船A(1名乗組)と航行中の漁船B(1名乗組)が衝突し、漁船B船長が行方不明。」旨水難救難所から福岡海上保安部へ通報があった。福岡海上保安部から巡視船「げんかい」「みずき」、巡視艇「こちかぜ」「とびうめ」、福岡航空基地からヘリコプタ−(機動救難士同乗)、ビ−チクラフト機が出動。捜索中のところ、3日午前11時頃沖合で浮遊していた漁船B船長を漁船が発見収容し、家族により本人と確認された。漁船A船長は、人命に異状なし。 巡視船艇 4
航空機 2

8月3日 三管銚子 漂流遺体 千葉県銚子港東防波堤外側約400メートル 3日午後1時頃プレジャーボートから、死体らしきものが浮いている旨の通報が銚子海上保安部にあったことから、巡視船搭載の警備救難艇により調査、確認を実施したところ、同日午後2時頃女性の漂流遺体を確認、揚収した。 警備救難艇1
8月3日 七管門司 事故 コンテナ船からの油排出 北九州市門司区田野浦所在岸壁(関門海峡東口付近) 8月3日午後4時頃、「北九州市門司区田野浦所在太刀浦沖合(関門海峡東口付近)で、浮流油を発見した。」旨航行中の水上オートバイ乗組員から北九州市を通じ、門司海上保安部へ通報があった。門司海上保安部から、巡視艇「はやなみ」「もじかぜ」が出動。調査の結果、北九州市門司区田野浦所在岸壁(関門海峡東口付近)に着岸中のコンテナ船(18名乗組)が油を排出させたことが判明した。浮流油は、巡視艇及び九州地方整備局油回収船、宇部市防災船の防除作業(吸着マットによる回収、航走・放水攪拌等)により拡散消滅した。 巡視艇 2
8月4日 三管下田 身元不明死体 静岡県伊東市門脇崎灯台南方約200メートル 4日午前10時頃漂流死体が発見された旨の118番通報があったことから、警備救難艇により同日午前11時頃死体を揚収、検視を行った。 警備救難艇1
8月4日 七管佐世保 不発弾らしき物発見 佐世保市佐世保港内(平瀬地区)  8月4日午前10時頃、「佐世保市佐世保港内(平瀬地区)にて、佐世保米軍岸壁整備工事のため海上磁気探査を行っていたダイバ-が、不発弾らしき物1個発見した。」旨建設業者から佐世保海上保安部へ通報があった。海上自衛隊に処分依頼し、不発弾らしきもの1個回収。回収した不発弾らしき物は、旧日本海軍の模擬弾で、火薬類は全くなく爆発等の恐れなし。
8月4日 七管福岡 事故 衝突 漁船が防波堤へ衝突 福岡市東区奈多漁港防波堤 8月4日午後10時頃、「福岡市東区奈多漁港防波堤に衝突した。救助願う。」旨漁船(4名乗組)船長を通じ、福岡市消防局から福岡海上保安部へ通報があった。船長は、救急車で搬送中に心肺停止状態となり同日午後11時頃病院で死亡が確認された。検視の結果、腹腔内出血によるショック死。また、子供1名は頭部打撲及び裂傷。他2名については、異状なし。 巡視艇 1
8月6日 三本部 海中転落 東京港から八丈島までの間 6日午前11時頃客船(3751トン)から、航行中に乗客1名が海中転落した可能性がある旨の通報が下田海上保安部を通じ第三管区海上保安本部にあったことから、該船航路付近を巡視船艇及び航空機により捜索を実施した。 巡視船艇9
航空機2

8月7日 八管境 事故 人身事故 水上オートバイから転落負傷事故 島根県八束郡美保関町千酌湾内 7日午後3時頃、沖から浜辺に向かって航走していた3名乗りの水上オートバイが、スピードを落として右転した際、オートバイが左に傾き、最後尾に乗っていた女性が海中に転落した。オートバイがそのまま約10m航走したため、転落時に左足に絡まったウェークボードのロープが張り、左足を負傷した。
負傷者は救急車で病院へ搬送され入院したが、命に別状なし。

8月7日 八管境 事故 機関故障 プレジャーボート機関故障 島根県八束郡美保関町沖沖ノ御前島北 7日午後0時半頃、プレジャーボート(長さ約5.5m、2名乗組)から、機関故障で航行できないと携帯電話で118番通報があった。巡視艇が現場に急行し、境港まで曳航救助した。乗船者2名に怪我等なし。 巡視艇 1
8月7日 八管小浜 事故 衝突 遊漁船が錨泊船に衝突、6名負傷 福井県小浜市小浜湾内 7日小浜湾内で開催された花火大会を観覧後、大島漁港に帰港するため航行していた遊漁船(1.7トン、7名乗組)が、午後9時20分頃、錨泊中の起重機船に衝突し、船長を含む乗船者6名が負傷した。船長以外の負傷者5名は付近の僚船に救助され、救急車で病院へ搬送された。船長は船を自力で操船、入港後、救急車で病院へ搬送された。
8月8日 三管横須賀 行方不明 神奈川県葉山町真名瀬沖 8日午後2時頃葉山警察署から、ダイビング中の男性1名が行方不明になっている旨の連絡が横須賀海上保安部にあったことから、巡視船及び搭載艇により捜索を実施した。該人は9日午前11時頃捜索中の民間ダイバーにより発見、神奈川県警によって揚収された。 巡視船1
8月8日 七管佐伯 事故 海中転落 磯釣り者が海中転落 佐伯市大島沖の岩礁 8月8日午後9時頃、「佐伯市大島沖の岩礁にて磯釣中、大きな磯波を受けて男性1名が海中転落したものの、友人らにより引き揚げ救助された。該人は、瀬渡し船、救急車にて病院へ搬送されたが、右前腕部に挫傷を負ってはいるものの人命に異状なし。」旨、佐伯警察署から佐伯海上保安署へ通報があった。なお、該人は救命胴衣着用。 巡視艇 1
8月8日 八管敦賀 事故 火災 プレジャーボート火災 福井県敦賀市浦底明神崎の南80m付近海上 8日午後3時25分頃、プレジャーボート(長さ約19m、10名乗組み)が火災中との118番通報があった。巡視船艇が出動し、消火したが沈没した。
乗船者10名は近くにいた船舶に全員救助され無事。
巡視船 1
巡視艇 1
航空機 1

8月9日 七管長崎 事故 浮流油情報 五島市玉之浦町大瀬埼沖 8月9日正午頃、しょう戒中の福岡航空基地ビ−チクラフト機が、五島市玉之浦町大瀬埼沖の海上に帯状(長さ約40キロメ−トル、幅約10〜15メ−トル)の浮流油を確認した。長崎海上保安部から巡視船「でじま」「いなさ」、五島海上保安署から巡視艇「みねかぜ」、比田勝海上保安署から巡視艇「あきぐも」、福岡航空基地からヘリコプタ−が出動。浮流油は、10日正午頃巡視船艇の航走攪拌により消滅した。油の流出原因については、現在調査中。 巡視船艇 4
航空機 2

8月9日 七管長崎 事故 水上オ−トバイによる人身事故 長崎県北高来郡飯森町結ヶ浜マリンパ−ク付近テトラポット 8月9日午後6時頃、「長崎県北高来郡飯森町結ヶ浜マリンパ−ク沖にて、水上オ−トバイが、女性1名が乗ったゴムボ−トを曳航し遊走中、遠心力で振り回された同ゴムボ−トが、テトラポットに衝突、その際該人は振り落とされテトラポットに全身を強打し、救急車で病院へ搬送され現在治療中。」旨諫早警察署から第七管区海上保安本部へ118番通報があった。該人は、10日午後2時頃死亡が確認された。 巡視艇 1
8月9日 七管萩 事故 衝突 漁船同士の衝突 萩市相島灯台沖 8月9日午前8時頃、「萩市相島灯台沖にて、操業中の漁船A(1名乗組)と航行中の漁船B(1名乗組)が衝突し、漁船Aが転覆している。」旨漁業無線局から仙崎海上保安部へ通報があった。仙崎海上保安部から巡視船「かつら」、巡視艇「さざんか」、萩海上保安署から巡視船「しづき」が出動。漁船A船長は、船底に這い上がり漁船B船長に救助され、巡視艇「さざんか」が萩市萩港へ搬送し、救急車へ引き渡した。漁船A船長は右腕骨折、鼻裂傷。漁船B船長は人命に異状なし。漁船Aは、僚船により萩市萩港へ曳航、漁船Bは、軽損のみで長門市仙崎港へ自力入港した。両船とも油の流出は認められない。 巡視船艇 3
8月9日 八管西郷 事故 機関故障 漁船機関故障 島根県隠岐郡五箇村久見漁港沖 9日午後5時45分頃、同日朝出港した漁船(約1トン、1名乗組)が帰港時間になっても入港していないとの118番通報があった。巡視船艇・航空機、地元の救難所所属船11隻が捜索したところ、沖ノ島(西郷町中村)の船着場に係留し救助を待っていた漁船を中村救難所所属船が発見、無事曳航救助した。
漁船は出港直後に機関が停止したため、風潮流に流されたが、櫓櫂(ろかい)を使用し、沖ノ島にたどり着いたという。
巡視船 2
航空機 1

8月10日 六管高松 事故 人身 人身死亡事故(プレジャーボート) 香川県さぬき市志度湾沖合 8月10日午前2時頃、男性1名がプレジャーボートで釣りに出かけたまま帰らないとの通報を受け、捜索を実施。8月13日午後1時半頃、香川県さぬき市志度湾沖合にて遺体で発見された。 巡視船1隻
巡視艇2隻

8月10日 七管三池 事故 乗揚 漁船が乗揚 福岡県筑後川河口部所在新田大橋上流 8月10日午後9時頃、福岡県筑後川河口部所在新田大橋上流の導流提に、漁船(13名乗船)が乗揚げたのを、花火大会警戒艇へ警乗中の海上保安官が現認した。乗船者は、船長を除き警戒艇に移乗し上陸した。人命等に異状なし。漁船は、11日午前2時頃満潮に伴い、自力離礁した。浸水、油の流出は認められない。
8月10日 七管唐津 事故 乗揚 漁船が乗揚 福岡県糸島郡志摩町野北所在碣石埼の岩場 8月10日午前4時頃、「福岡県糸島郡志摩町野北所在碣石埼の岩場に、漁船(6名乗組)が乗揚げている。」旨漁協から第七管区海上保安本部へ118番通報があった。唐津海上保安部から巡視艇「おきかぜ」が出動。乗組員の人命等に異状なし。漁船は、同日午前11時頃クレ−ン台船に吊上げ揚収され、長崎県所在造船所へ回航。船底に破口を生じていたものの、油の流出なし。 巡視艇 1
8月10日 八管境 事故 乗揚 プレジャーヨット乗揚 鳥取県境港市境水道 10日午後3時頃、米子港に向かうため境水道をエンジンを使用して航行していたプレジャーヨット(7.9トン、7名乗組み)が、出港してきた貨物船を避けるため水道の南側へ寄ったところ、護岸から10m付近船艇が海底に接触し浸水したため、沈没を回避するため護岸に寄り、護岸から約2mの位置で浅瀬に乗揚げた。乗組員7名は全員護岸に移動し、無事。 巡視艇 1
8月11日 六管高松 事故 人身 海浜死亡事故 香川県小豆島鹿島海水浴場 8月11日午後1時半頃、香川県小豆島鹿島海水浴場で遊泳していた男性1名が行方不明になっているとの通報を受け、捜索を開始。同日午後3時頃、同海水浴場沖合の海底で当庁潜水士が発見し病院に搬送するも、死亡が確認された。 巡視船1隻
巡視艇1隻
航空機1機

8月11日 六管松山 事故 故障 機関故障のプレジャーボートを曳航救助 愛媛県松山市興居島沖合 8月11日午前8時頃、愛媛県松山市興居島沖合で遊漁中のプレジャーボートの機関故障が発生、救助通報を受け、巡視艇が曳航救助を実施した。人命異常等なし。 巡視艇1隻
8月11日 八管香住 事故 海浜事故 遊泳者1名溺水、入院 兵庫県城崎郡香住町佐津海水浴場 11日午前9時半頃、友人4人と一緒に海水浴に来ていた女性が遊泳中溺れ、気づいた友人が海水浴場の監視員に助けを求めた。監視員が救助したときは意識がなかったが、救急車内で意識を取り戻し、命に別状はなかった。
8月12日 三管御前崎 行方不明 静岡県浜名湖今切口東方約1キロ 12日午後2時頃新居警察署から、遊泳中の男性1名が沖に流され行方不明になっている旨の連絡が御前崎海上保安署にあったことから、巡視船及び航空機等により捜索を実施した。 巡視船2
監視取締艇1
航空機2

8月12日 三管銚子 溺死 千葉県銚子市犬吠埼 12日午後6時頃銚子市消防から海岸(遊泳禁止場所)で人が溺れている旨の連絡が銚子海上保安部にあったことから、職員を現場に派遣し調査したところ、該人(女性)は搬送された病院で死亡が確認された。
8月12日 七管大分 砲弾らしき物の揚収 大分県臼杵市臼杵港防波堤灯台沖  8月11日、「大分県臼杵市臼杵港防波堤灯台沖にて、港湾工事に伴う磁気探査作業中、砲弾らしき物1個発見した。」旨大分県土木事務所から大分海上保安部へ通報があった。海上自衛隊に処分依頼し、砲弾らしきもの1個回収。回収した砲弾らしき物は、米国製の250キロ爆弾で、爆弾先端から90センチメ−トルのところで切断され、火薬がないため爆発等の恐れなし。
8月12日 七管大分 事故 衝突 漁船と貨物船の衝突 大分県東国東郡姫島沖 8月12日午後8時頃、「大分県東国東郡姫島沖にて、操業中のところ航行中の貨物船(5名乗組)と衝突した。」旨漁船(1名乗組)船長から第七管区海上保安本部へ118番通報があった。門司海上保安部から巡視艇「はたかぜ」、大分海上保安部から巡視艇「わかぐも」、消防艇「みのお」が出動。漁船船長の右腕に打撲があるものの人命に異状なし。漁船は、右舷ブルワ−ク上縁板脱落及び浸水を伴う損傷を負ったが、自力排水・航行にて大分県長州港へ入港(巡視艇「わかぐも」伴走警戒)。貨物船乗組員に負傷者はなく両船とも油の流出は認められない。 巡視艇 2
消防艇 1

8月12日 七管佐世保 事故 浮流油情報 佐世保市佐世保港内岸壁地先海域 8月12日午前9時頃、「佐世保市佐世保港内岸壁地先海域において、油が浮いている。」旨米国海軍石油部から、佐世保海上保安部へ通報があった。浮流油は、米国海軍防除艇の抗走攪拌等により消滅した。油の流出原因については、佐世保海上保安部にて現在調査中。
8月12日 八管小浜 事故 転覆 プレジャーボート転覆、パトロール中のヘリが発見救助 福井県大飯郡高浜町高浜湾内(距岸約5m) 12日午後2時頃、プレジャーボート(長さ2.5m、1名乗組)で釣りをしていた男性が、釣り場を移動するためアンカーを揚げようとしたところ、アンカーが海底の岩場に引っかかったため船が傾き、海水が入り込み転覆した。男性は自力で岩場に泳ぎ着いた。
事故の約20分後、パトロール中の巡視船だいせん搭載ヘリコプターが転覆船と岩場で手を振っている男性を発見し、男性を吊り上げ救助した。男性に怪我等なし。
転覆したボートは、巡視船だいせん搭載艇で揚収した。
巡視船 1
8月12日 八管西郷 事故 乗揚 漁船岩場に乗揚げ 島根県隠岐郡西郷町西郷岬灯台の西約1.8kmの岩場 12日午後7時10分頃、漁船(総トン数約10トン、1名乗組)が岩場に乗揚げた。船長は操舵装置を手動から自動に切り替えたことを確認しないまま、後部甲板で漁具を準備していたという。
船長は僚船に救助され無事。漁船は船底が損傷し燃料の一部が流出したが、漁協手配の船舶がオイルフェンスを張るなど処理を行った。
巡視船 2
8月12日 八管西郷 事故 衝突 小型船同士衝突、1隻逃走 島根県隠岐郡海士町高田鼻南東約4km海上 12日午前9時頃、パラアンカーを使用して魚釣りをしていた漁船A丸(総トン数0.9トン、1名乗組)と、構想中の小型船舶B丸が衝突した。
衝突によりA丸は船尾左舷上端部付近に長さ20〜30cmの亀裂等を生じたが浸水、油の流出はなく、船長は直前に海に飛び込み無事。B丸はそのまま逃走した。
A丸の船長の話によると、B丸は漁船型、船体白色、船体に「海」と「丸」という文字が書かれていた。容疑船等現在調査中。
巡視船 2
8月13日 六管高松 事故 衝突 漁船とプレジャーボートが衝突 香川県高松市男木島男木港沖合 8月13日午後7時頃、香川県高松市男木島男木港沖合で花火観覧に向かうプレジャーボートと操業中の漁船が衝突。プレジャーボートに乗っていた1名が負傷した。 巡視艇2隻
8月13日 八管香住 事故 海浜事故 スキューバダイビング中1名死亡 京都府京丹後市久美浜町旭の沖合い約2km 13日午後4時40分頃、2名のダイバーがチャーター船でで沖に出てダイビングを開始した。数分後、2名のうち1名が、海面に浮上し仰向け状態になった。間もなく浮上したもう1名が、様子がおかしいのに気づき、すぐに船を呼び引き上げたが、その時すでに口から泡を吹き意識不明であった。人工呼吸等を行いながら岸に向かい、救急車に引き継いだが、病院で死亡が確認された。
8月14日 三管御前崎 漂流者 静岡県湖西市白洲賀海岸 14日午後3時頃、湖西市新居消防本部から遊泳中の男性1名が行方不明になっている旨の連絡が御前崎海上保安署にあったことから、巡視船及び航空機により捜索を実施、該人は同日午後4時頃海水浴客に発見され病院へ搬送されたが、溺水による死亡が確認された。 巡視船2
航空機1

8月14日 七管佐世保 事故 乗揚 プレジャーボートが乗揚 佐世保市高島所在大平瀬灯標沖の浅瀬  8月14日午前8時頃「航行中、佐世保市高島所在大平瀬灯標沖の浅瀬に乗り揚げた。」旨プレジャーボート(6名乗組)乗組員から第七管区海上保安本部へ118番通報があった。佐世保海上保安部から、巡視艇「つばき」「あいかぜ」が出動。プレジャーボートは、浅瀬に完全に乗揚げ、船体後部3分の1が海面下にあったが、転覆・沈没の恐れはなく、15日午前7時頃、船主手配の起重機船により佐世保市所在の造船所へ曳航された。油の流出は、若干認められるものの自然消滅。乗組員は、巡視艇ゴムボ−トにより救助搬送、人命に異状なし。 巡視艇 3
8月15日 三管下田 事故 乗揚 乗揚げ 神子元島 15日午前零時頃、貨物船(499トン)から神子元島に乗揚げ、離礁したが船首部に浸水がある旨の通報が第三管区海上保安本部にあったことから、該船が下田港に錨泊するまでの間、巡視船により監視警戒を実施した。
なお、この事故による怪我人、油の流出はなかった。
巡視船1
8月15日 六管今治 事故 人身 マリンレジャー事故(ウェイクボード) 愛媛県越智郡大西町鴨池海岸沖合 8月15日午後0時頃、愛媛県越智郡大西町鴨池海岸沖合で、ウェイクボードを行っていた女性が転倒負傷し、病院に搬送されたとの通報を受け、調査を実施した。
8月15日 六管広島 身元不明遺体収容 広島県佐伯郡大野町宮島口西観音崎沖合 8月15日午前6時半頃、広島県佐伯郡大野町宮島口西観音崎沖合で漂流遺体を発見したとの通報を受け、巡視艇が現場急行、同日7時頃、遺体を収容した。 巡視艇1隻
8月15日 七管三池 事故 衝突 漁船と小型遊漁船の衝突 佐賀県住ノ江港内(住ノ江港第四号灯標西方沖)  8月15日午後10時頃、「帰港中、佐賀県住ノ江港内(住ノ江港第四号灯標西方沖)にて、出港中の小型遊漁船(11名乗船)と衝突、怪我人が出ている。」旨漁船(13名乗船)乗組員から、警察を通じて三池海上保安部へ通報があった。三池海上保安部から職員を現場へ派遣。漁船乗船者の女性Aが頭蓋骨骨折・脳挫傷等、女性Bが右顔面打撲、小型遊漁船の女性Cが外傷はないがパニック発作。その他の両船乗船者は、人命等異状なし。両船とも浸水、油の流出なし。
 
巡視艇 1
8月15日 七管三池 事故 行方不明 男性1名が行方不明 長崎県南高来郡深江町地先海岸沖  8月15日午後2時頃「昨日(14日)午後4時頃から長崎県南高来郡深江町地先海岸にて、男性1名が行方不明である。」旨警察から三池海上保安部へ通報があった。情報収集中のところ、同日午後2時頃「長崎県南高来郡深江町地先海岸沖にて、漂流死体を発見した。」旨航行中のプレジャ−ボ−ト船長から第七管区海上保安本部へ118番通報があり、第十管区海上保安本部三角海上保安部から巡視艇「ひごかぜ」が出動。同日午後6時頃収容、検視の結果外傷はなく溺死と判明。該人は、家族により行方不明となっていた男性と確認された。 巡視艇 1
8月15日 七管長崎 事故 行方不明 男性1名が行方不明 長崎県島原市加津佐町所在権田鼻沖  8月15日午後2時半頃、「長崎県島原市加津佐町所在権田鼻沖にて遊泳中の男性1名が行方不明。」旨該人の友人から、警察を通じ長崎海上保安部へ通報があった。長崎海上保安部から、巡視船「いなさ」陸上班、巡視艇「のもかぜ」「こうばい」、三角海上保安部から巡視艇「ひごかぜ」、福岡航空基地からヘリコプタ−(機動救難士同乗)、ビ−チクラフトが出動。
捜索中のところ、17日午前8時頃、長崎県南高来郡南有馬町原城沖で航行中の漁船が発見、巡視艇「こうばい」が収容。検視の結果溺死と判明。また、身元についても確認された。
巡視艇 3
航空機 2

8月15日 八管香住 事故 機関故障 プレジャーボート機関故障 兵庫県豊岡市猿ケ城灯台の略南東350mの海上 15日午前8時頃、県営ボートパークから沖に向かって航行していたプレジャーボート(長さ約6m、3名乗組)がオーバーヒートで航行不能となり、船長から携帯電話を利用して118番通報で救助要請があった。約40分後、当庁から救助協力依頼を受けた兵庫県水難救済会但馬救難所所属船と、付近を航行していた小型船舶が現場に到着、マリーナまで曳航救助した。乗船者に怪我等なし。
8月15日 八管小浜 事故 絡索 プレジャーボート、自船のアンカーロープがプロペラに絡まり航行不能 福井県大飯郡大飯町鎧崎灯台の略北東2.6km付近海上 15日午前7時50分頃、錨を入れて釣りをしていたプレジャーボート(長さ約7m、3名乗組)が錨を揚げ航走しようとしたところ、大波で船体が大きく揺れ、プロペラに錨のロープが絡まり航行できなくなった。118番通報で救助の要請を受けた巡視艇が出動し、曳航救助した。
乗船者に怪我等なし。
巡視艇 1
8月15日 八管敦賀 浮流油情報 福井県敦賀市水島の東500m付近海上 15日午前10時頃、パトロール中の巡視艇が、長さ約3.5km、幅約50mの浮流油を発見し、航走拡散、放水拡散で処理を行った。漁業等への被害なし。 巡視艇 1
8月15日 八管浜田 事故 海中転落 磯釣り者海中転落、死亡 島根県浜田市浜田港馬島防波堤 15日午前9時半頃、防波堤に渡った4人のうち1人が見当たらないと、瀬渡し業者から118番通報があった。付近を捜索したところ、海底(水深約20m)に沈んでいる遺体を潜水士が発見。揚収し身元を確認したところ、同人であった。
4人は前日から防波堤に渡り釣りを行っていた。事故者が最後に目撃された午後9時半頃から翌御前8時頃までの間に誤って海に転落したと思われる。
巡視艇 1
8月16日 六管松山 漂流ボート情報 愛媛県松山市高浜町白石鼻沖合 8月16日午後0時頃、愛媛県松山市高浜町白石鼻沖合においてボートが漂流しているとの情報を受け、現場に急行。捜索を実施、乗船者が泳いで陸に上がったとの目撃情報を得たことから関係者に連絡、乗船者は無事であったことが判明した。けが、油の流出なし。 巡視艇1
航空機1

8月16日 七管唐津 事故 機関故障 プレジャーボートが機関故障 福岡県糸島郡志摩町姫島沖  8月16日午前9時頃「福岡県糸島郡志摩町姫島沖で、機関故障し航行不能である。」旨プレジャ−ボ−ト(4名乗組)船長より第七管区海上保安本部へ118番通報があった。唐津海上保安部から巡視艇「おきかぜ」が出動。同日午前11時頃、福岡県水難救済会所属船により、福岡県糸島郡二丈町福吉漁港に曳航された。人命等異状なし。 巡視艇 1
8月16日 八管小浜 事故 衝突 水上オートバイが消波ブロックに衝突、1名怪我 福井県小浜市小浜港北防波堤の略北東約2kmの海上 16日午後6時50分頃、2人乗りの水上オートバイが消波ブロックの間を沖から岸側へ抜けようとしたところ、左側面がブロックに当たり、乗っていた2名は海中に投げ出された。運転者Aは同乗者Bをブロックまで連れて行った後、自力で岸まで泳ぎ、付近マリーナのボートに救助を依頼した。Bは胸部打撲等の怪我を負い、救急車で病院へ搬送され入院した。
一方、2人の友人Cは、(2人が事故を起こしたことを知らず)帰りが遅いことを不安に思い、午後8時20分頃118番通報した。小浜保安署職員がCに事情聴取していたところにAが現れ、事故が発覚した。

8月17日 三管横須賀 事件 傷害事件 神奈川県横須賀市横須賀新港 17日午後零時頃貨物船(パナマ船籍、15499トン)の代理店から着岸中の船内において乗組員2名が機関長を殴打し、負傷させた旨の通報があったことから、横須賀海上保安部で調査を実施した結果、被疑者2名は該船を下船し出国する予定であることが判明、千葉海上保安部及び千葉県警に両名の身柄確保を依頼したところ、両名は成田空港で発見され出頭した。
なお、同日午後10時頃横須賀海上保安部において、機関長に対し頭部及び胸部等を殴打する等して加療1ヶ月を要する傷害を負わせた容疑で両名を逮捕した。

8月17日 八管本部 事故 人身事故 操業中の漁船船倉内で乗組員2名死亡 パラオ諸島沖 16日午後9時頃、操業中のまき網漁船(349トン、22名乗組)の船倉内で、乗組員2名が死亡した。漁船は17日午後1時、ミクロネシア連邦のヤップ島に入港した。
事実関係等詳細については調査中。

8月17日 八管敦賀 事故 海浜事故 遊泳中の男性1名死亡 福井県三方郡美浜町ダイヤ浜 17日、友人2人と海水浴に来ていた男性1人が、午後3時半頃泳ぎに出たまま帰ってこず行方不明となった。巡視船、ヘリコプターなどが7時半頃まで捜索したが手がかりがなかった。
翌18日、捜索を再開したところ、午前6時50分、現場付近海底に沈んでいるのを、巡視船ほたか潜水士が発見した。
巡視船 1
8月18日 三管茨城 爆発物発見 茨城県磯崎灯台から北北東約4キロ 17日午後2時頃建設会社から磁気探査に反応があり、潜水調査を実施したところ爆発物らしきものを発見した旨の通報が茨城海上保安部にあったことから、海上自衛隊に処分を依頼した。水中処分隊の調査の結果250kg爆弾と推定され、爆発の可能性が無いことから19日に引き揚げられた。
8月18日 三管銚子 行方不明 千葉県飯岡漁港西防波堤 18日午前8時頃旭警察署から、釣りに行った夫が帰ってこないとの通報により調査したところ海中転落した可能性が高い旨の連絡が銚子海上保安部にあったことから巡視船艇により捜索を実施した。 巡視船艇2
8月18日 六管坂出 漂流遺体収容 香川県坂出市沙美島沖合 8月18日午前7時頃、香川県坂出市沙美島沖合において漂流遺体を発見したとの通報を受け、同日8時頃、巡視艇にて遺体を収容、調査の結果、身元が判明した。 巡視艇1
8月19日 七管唐津 航空機による急患輸送 唐津高島から福岡空港 8月19日午前0時頃、「当院の患者(男性)が肺炎に心不全を併発し、福岡の病院において治療行う必要がある。台風15号の影響で輸送手段がない。海上保安庁で搬送をお願いできないか。」旨唐津市高島所在診療所医師から唐津海上保安部へ依頼があった。福岡航空基地において天候等勘案の結果可能と判断、唐津市高島所在グラウンドから福岡航空基地までの間、福岡航空基地所属ヘリコプタ−(機動救難士同乗)にて急患輸送実施し、同日午前3時頃救急車へ引き継いだ。 航空機 1
8月20日 六管高松 身元不明遺体収容 香川県さぬき市津田町津田沖合 8月20日午後3時半頃、香川県さぬき市津田町津田沖合で漂流遺体を発見したとの通報を受け、同日午後4時半頃、巡視艇にて遺体を収容し、身元の確認を行っている。 巡視艇1
8月21日 七管萩 事故 乗揚 プレジャーボートが乗揚げにより浸水転覆 萩市沖合の海域 8月21日午後2時頃、プレジャーボート船長から携帯電話で第七管区海上保安本部へ「浅瀬へ乗揚げてそのまま航行していたら浸水してきた、救助して欲しい。」との要請があった。仙崎海上保安部から巡視船かつら、巡視艇さざんかが福岡航空基地からMH756が出動した、プレジャーボートは浸水のため転覆したが、船長はゴムボートに移乗し遊漁船を経て巡視艇さざんかに救助された。船長に怪我等は認められないがプレジャーボート転覆海域に若干の流出油が認められたため巡視船艇の航走拡散により消滅した。 巡視船艇 2
航空機 1

8月22日 三管御前崎 事故 衝突 衝突 静岡県御前崎灯台北東約8キロ 22日午前7時頃遊漁船(7.9トン)からプレジャーボートと衝突した旨の通報が御前崎海上保安署にあったことから巡視船により調査を実施した。
なお、この事故でプレジャーボートに乗船していた2名が負傷し病院へ搬送され、浸水したプレジャーボートは遊漁船により御前崎港へ曳航された。
巡視船1
8月22日 六管高松 事故 油流出事故 香川県高松市屋島東町立石漁港 8月22日午後2時頃、香川県高松市屋島東町立石漁港において、燃料搭載中の漁船が誤ってA重油を海中に流出させたとの通報を受け、消防局、地元漁協関係者等と連携し防除作業を開始。同日午後5時半頃までに、オイルフェンス、油吸着マットを使用し、流出した油をほぼ回収した。 巡視艇2
8月22日 七管佐世保 事故 衝突 レース中のヨット同士の衝突 大村湾内 8月22日午前11時頃、長崎県大村湾で開催中のヨットレースにおいて、ヨット同士2隻が衝突した。A号乗船のヨット選手1名が右手薬指を両船の船体構造物に挟まれ切断、同人はA号を経て救急車で病院へ搬送された旨佐世保市消防局から佐世保海上保安部に通報があった、巡視艇ことざくらが出動、ヨット選手は全治1ヶ月と診断された。 巡視艇 1
8月24日 三管茨城 事件 密航者 三重県熊野市沖約20キロ 23日午前10時頃日立港向け航行中の貨物船(ベリーズ船籍、1490トン)船内で、密航者3名を発見した旨の通報が代理店から茨城海上保安部にあったことから、24日午前8時頃日立港に入港した該船を調査した結果、日本での就労を目的とした潜伏密航者であることが判明、3名を緊急逮捕した。
8月24日 三本部 漂流者 千葉県勝浦市大沢漁港沖 24日午後4時頃夷隅郡市広域消防本部から、男性1名が行方不明になっている旨の連絡が勝浦海上保安署にあったことから、巡視艇及び航空機により捜索を実施した結果、同日午後5時頃該人を発見、吊り上げ救助し病院へ搬送した。
なお、該人に命の別状はなかった。
巡視艇1
航空機1

8月25日 三管川崎 事件 油排出船の検挙 神奈川県川崎市川崎区東扇島 23日午後4時頃、海上浮流油を川崎海上保安署職員が発見し調査した結果、貨物船(バハマ船籍、3526トン)から搭載中の潤滑油60ccが流出したものと判明したことから、25日同船機関長(フィリピン人)を海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律違反で検挙し、ボンド制度による事件処理手続きを実施した。
なお、流出した潤滑油は監視取締艇ほか2隻により拡散処理を実施し23日午後6時頃消滅した。
監視取締艇1
8月25日 三管横須賀 事故 人身事故 神奈川県横須賀市笠島南西約250メートル 25日午前11時頃漁業組合から素潜り漁業をしていた漁師とプレジャーボート(5.22メートル)が接触し、負傷した旨の通報が横須賀海上保安部にあったことから、調査を実施した。
なお、負傷した漁師は救急車により病院へ搬送され入院したが、命に別状はなかった。

8月25日 七管大分 事故 衝突 漁船と活魚運搬船の衝突 大分県国東郡香々地町所在香々地灯台沖  8月25日午後6時頃、「航行中、大分県国東郡香々地町所在香々地灯台沖を航行中、操業中の漁船(2名乗船)と衝突、漁船船員に怪我人が出ている。」旨活魚運搬船(5名乗船)乗組員から、船舶電話で海上保安庁へ118番通報があった。大分海上保安部から巡視艇「わかぐも」、消防艇「みのお」が出動。漁船乗組員の女性が、病院へ搬送され腰椎圧迫骨折等により全治6週間。その他の両船乗組員は、人命等異状なし。漁船は、右舷船首部に凹損、活魚運搬船は右舷外板に擦過傷があるものの、両船とも自力航行可能で浸水、油の流出なし。 巡視艇 1
消防艇 1

8月26日 六管宇和島 事故 人身 マリンレジャー事故(サーフィン) 愛媛県三崎町名取海岸 8月26日午前11時頃、愛媛県三崎町名取海岸において、サーフィン中に男性が溺水したとの通報を受け、航空機にて吊り上げ救助を実施。八幡浜出島埠頭で救急車に引き継ぐも、同日13時半頃、死亡が確認された。 巡視艇1
航空機1

8月26日 七管門司 事故 衝突 砂利採取運搬船と貨物船の衝突 北九州市小倉北区藍島沖  8月26日午前7時頃、「大分県中津港を出港し、砂利採取場向け航行中、北九州市小倉北区藍島沖にて、航行中の貨物船(20名乗船)と衝突した。」旨砂利採取運搬船(4名乗船)乗組員から、VHFにて北九州統制通信事務所へ通報があった。門司海上保安部から巡視艇「はやなみ」、「きよかぜ」が出動。砂利採取運搬船の船尾部に凹損、貨物船の船首左舷部に波口が生じたものの、両船とも自力航行は可能で、人命の異状、浸水、油の流出なし。 巡視艇 2
8月28日 六管坂出 事故 浸水 プレジャーボート浸水事故 香川県丸亀市本島港西防波堤付近 8月27日午後10時半頃、香川県丸亀市本島港西防波堤付近で係留作業を行っていたプレジャーボートが、風浪等により岸壁に接触、浸水した。少量の油が流出するも、オイルフェンス、油吸着マットで全て回収した。 巡視艇1
8月28日 六管福山 事件 海上暴力事件被疑者逮捕 広島県福山市走島沖合 8月23日午前7時頃、広島県福山市走島沖合にて、底引き網漁具で刺し網漁具を壊した男性が、刺し網漁具被害者に咎められ、口論となり、被害者の顔面を殴打、出刃包丁を持ち出し、刺すそぶりを数回みせたことにより、8月28日午後1時半頃、底引き網漁具所有者を暴行等の容疑で逮捕した。
8月30日 六管宇和島 事故 人身
乗揚
外国船乗揚海中転落事故 愛媛県南宇和郡内海村由良岬先端付近 8月30日午後12時頃、愛媛県南宇和郡内海村由良岬先端付近において、台風16号の風浪等の影響により、ベトナム船籍貨物船が座礁、乗組員男性3名が海中転落、行方不明となった。31日午後1時半頃、行方不明男性1名が遺体で発見された。六本部に海難対策本部、宇和島海上保安部に現地対策本部が設置された。 巡視船6
巡視艇1
航空機3

8月30日 六管松山 事故 岸壁野積原木海上流出 愛媛県喜多郡長浜町拓海岸 8月30日午後9時頃、愛媛県喜多郡長浜町拓海岸岸壁上に野積していた原木約100本が、台風16号に伴う高潮で海上に流出。巡視船にて流出状況調査等を実施した。 巡視船1
8月31日 三管横須賀 事故 接触 神奈川県横須賀市夏島町 31日午前5時頃着岸中の貨物船(13927トン)から、対岸に係留中の貨物船(10329トン)の係留策が切断し、圧流され接触した旨の通報が横須賀海上保安部にあったことから調査を実施した。
なお、この事故により貨物船に破口が生じたが、怪我人、浸水、油の流出はなかった。

8月31日 六管広島 センガイ瀬灯標倒壊 山口県大島郡東和町沖神室島沖合 3月19日に船舶に衝突され上部が倒壊し、6月15日に仮復旧した山口県大島郡東和町沖神室島沖合に設置されているセンガイ瀬灯標が台風16号の風浪等により、土台部分から完全に倒壊しているところを8月31日、被害調査中の巡視艇によって発見され、付近海域を航行する船舶に注意を呼びかけた。 巡視艇1
8月31日 六管尾道 事故 杭打船走錨による海底水道管等破損 広島県尾道市浦崎町と百島町間の海域 8月30日、広島県尾道市浦崎町と百島町間の海域において、台風16号の風浪等の影響により、杭打船が走錨した。同日22時頃、地域住民から通報があり、調査を実施したところ海底水道管等が損傷、住人の生活に支障をきたした。
8月31日 六管尾道 事故 人身 海中転落死亡事故 愛媛県越智郡岩城村沖合 8月31日午前9時頃、愛媛県越智郡岩城村沖合の造船所において、台風のため被泊していたタンカーを岸壁着岸させるため、作業船に乗船して作業を行っていた男性1名が海中転落し行方不明となっていたが、9月2日午後2時半頃、付近海域において遺体で発見され、収容された。 巡視艇2
航空機1