広報実施 | 担当部署 | 種別 | 種類 | 件名 | 発生場所 | 概要 | 海上保安庁 出動勢力 |
備考 |
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3月30日 | 六管福山 | 事件 | − | 建設廃材不法投棄事件共犯者逮捕 | 広島県福山市沖備後灘 | 広島県福山市沖の備後灘で平成15年1月、不法投棄されたと見られる大量の建築廃材が見つかった事件で、3月17日に逮捕した男性2名の共犯として男性1名を3月30日午前11時半頃、海洋汚染防止法等違反容疑で逮捕した。 | − | |
3月29日 | 六管岩国 | 事故 | 乗揚 | タンカー乗揚事故 | 山口県岩国市柱島長島北方海岸 | 3月29日午前2時頃、山口県岩国市柱島長島北方海岸において、タンカーが乗揚げた。同日午前10時頃、タグボートによる作業にて離礁した。人命の異常、油の流出等なし。 | 巡視艇1隻 | |
3月25日 | 六管尾道 | 事故 | − | 旅客船航行障害 | 広島県尾道市浦崎町満越港 | 3月24日午後7時半頃、広島県尾道市浦崎町満越港において、旅客船が強風に圧流され錨泊中の漁船の錨索にプロペラが絡まり航行不能となった。乗客は、船主手配の別船で目的港向け搬送された。人命等の異常なし。 | 巡視艇1隻 | |
3月25日 | 六管広島 | 事故 | 転覆 | ヨット転覆救助 | 広島県廿日市市地御前漁港南沖合 | 3月24日午後2時頃、広島県廿日市市地御前漁港南沖合において、帆走訓練中のヨットが転覆、引き起こし困難な状況となったため救助を要請、巡視艇にて無事救助した。出艇前には気象、海象に留意すること、管理監督の状況等について指導した。 | 巡視艇1隻 | |
3月23日 | 七管萩 | 事故 | - | 漁船乗組員が怪我 | 山口県萩市見島沖 | 3月23日午前8時頃、「23日7時頃、山口県萩市見島沖にて、乗組員1名が作業中に誤ってロープに腕を引き込まれた。」旨、漁船(6名乗組)から萩広域消防署を通じて萩海上保安署へ通報があった。同保安署から巡視船「しづき」が出動し調査したところ、漁船は揚網後、8時半頃萩市小畑港に入港し、負傷者は、救急車にて市内の病院へ搬送された。怪我は左小指骨折等全治1ヶ月の入院加療。 | 巡視船 1 | |
3月23日 | 七管佐世保 | 事故 | - | 漁船乗組員が怪我 | 長崎県南松浦郡新上五島町所在継子瀬灯台沖 | 3月23日午前7時頃、「23日午前6時半頃、長崎県南松浦郡新上五島町所在継子瀬灯台沖にて、漁船(3名乗組)の乗組員1名が揚網中にローラーに右手を巻込まれ負傷した。」旨、新上五島警察署を通して佐世保海上保安部へ通報があった。同保安部から巡視船「あいかぜ」が出動し調査したところ、揚網中油圧作動のローラーに誤って右指先を巻込んだもの。漁船は、長崎県五島市榎津港へ入港し救急車にて病院へ搬送。生命に異常なく、右上腕骨骨幹部骨折及び右頭鎖骨エイリン端開放骨骨折で全治3ヶ月。 | 巡視艇 1 | |
3月22日 | 六管呉 | − | − | 約200頭のイルカの群と遭遇 | 広島県呉市阿賀沖合 | 3月21日午後4時頃、広島県呉市阿賀沖合を巡視中の巡視艇がイルカの群約200頭に遭遇し、写真を撮影、報道各社に提供した。 | − | |
3月21日 | 八管境 | 事故 | 運航阻害 | プレジャーボートが機関故障でで航行不能 | 島根県八束郡美保関町雲津の沖合約3.7キロメートル海上 | 3月21日午前4時20分頃、プレジャーボート(長さ約9.4メートル、2名乗組み)から、冷却水ポンプの故障で航行できず錨泊しているので助けて欲しいと携帯電話で救助要請があった。巡視艇が現場へかけつけ、境港まで曳航救助した。 | 巡視艇 1 | |
3月20日 | 七管本部 | - | - | 福岡県西方沖を震源とする地震災害 | 福岡県西方沖 | 20日午前10時53分、福岡県西方沖にてマグニチュード7.0、震度6弱の地震が発生、津波警報が発令された。 午前11時、海上保安庁、第七管区海上保安本部に「福岡県西方沖を震源とする地震対策本部」、福岡、三池及び唐津海上保安部に同現地対策本部を設置した。管内船艇47隻(巡視船艇39隻、測量船1隻、設標船1隻、灯台見回り船6隻)及び航空機6機による被害状況、調査等を実施。また、管内職員を福岡県、佐賀県、福岡市、壱岐市へ派遣した。 20日正午、津波警報が解除、福岡市災害対策本部から玄海島住民非難の協力要請を受け、午後5時から午後7時46分の間、巡視船艇で玄海島から博多港まで住民62名を輸送した。 また、管内船艇16隻(巡視船艇11隻、測量船1隻、設標船1隻、灯台見回り船3隻)、航空機4機、羽田航空基地から特殊救難隊6名により、玄海島周辺の警戒配備、博多港内測量、航路標識被害調査及び復旧を行った。 現在も、同地震につき対応中。 |
巡視船艇 39隻 測量船 1隻 灯台見回り船 6隻 設標船 1隻 航空機 4機 特殊救難隊 6名 |
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3月20日 | 七管大分 | 事故 | 衝突 | 漁船同士の衝突 | 大分県大分港大在西地区中防波堤灯台沖 | 3月20日午前8時半頃、「大分県大分港大在西地区中防波堤灯台沖にて、航行中の漁船(1名乗組)と衝突し、本船の乗組員1名が軽傷である。」旨、遊漁船(3名乗組)船長から大分海上保安部へ携帯電話で通報があった。同保安部から巡視艇「わかぐも」が出動し調査したところ、午前8時20分、同所において漂泊中の遊漁船の右舷と漁場移動中の漁船右舷が衝突したもの、両船共に航行に支障なかったが、遊漁船乗船者1名が衝突のため、船内のプラスチック製の錨が跳ね上がり同人の右目の下にあたったため軽い裂傷を負った。両船とも人命の異状、油の流出は認められない。衝突原因は、双方見張り不十分。 | 巡視艇 1 | |
3月20日 | 八管舞鶴 (宮津) |
− | − | 小型漁船船長が行方不明 | 京都府与謝郡伊根町蒲入の北北西約2キロメートル付近海上 | 3月20日午後7時半頃、1人でたこ漁に出たまま帰ってこない男性を捜索していた僚船が、カマヤ海岸付近岩場に無人で乗り揚げている漁船(総トン数約5トン、行方不明者の所有船)を発見した。付近に男性が見当たらないため、宮津海上保安署に捜索を依頼した。巡視艇やヘリコプターの他、地元漁船や住民、消防団や警察署員も捜索に当たったが発見には至らず、21日の日没時(18時11分)をもって、海上保安庁による専従捜索を打ち切った。(以後は通常パトロールにあわせて捜索) | 巡視艇2 ヘリコプター1機 固定翼機1機 陸上職員 潜水士 |
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3月19日 | 三管千葉 | 事故 | 乗揚 | 乗揚げ | 千葉県木更津市牛込漁港から北北東約1キロ | 19日午前3時頃ケミカルタンカー(363トン)から、浅瀬に乗り上げた旨の通報が、千葉海上保安部にあったことから、巡視艇及び航空機により調査、確認を実施した。なお、この事故による負傷者、油の流出、浸水等はなかった。 | 巡視艇1 航空機1 |
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3月18日 | 三管横須賀 | ― | ― | 不発弾発見揚収 | 神奈川県横須賀市猿島から北東約3キロ | 18日午前10時頃海底清掃作業中の作業船から、銃弾のようなもの20個を発見した旨の通報が、横須賀海上保安部にあったことから、海上自衛隊水中処分隊へ連絡、同処分隊が調査した結果、旧日本軍の不発弾と判明した。 | ― | |
3月18日 | 七管三池 | 事故 | 衝突 | 漁船衝突により乗組員2名溺死 | 福岡県山門郡大和町地先筑後ヒヤクカン灯標沖 | 3月18日午前9時22分、「午前9時20分に、福岡県山門郡大和町地先筑後ヒヤクカン灯標沖の有明海にて溺者2名を発見して、救命胴衣を投げ入れたが間に合わず、両名とも海中に没していった。」旨、救助しようとした漁船乗組員から漁業協同組合を通じて、第七管区海上保安本部へ携帯電話で118番通報があった。 三池海上保安部から巡視艇「すいれん」「いけかぜ」、福岡航空基地からビーチクラフト機及びヘリコプター、福岡海上保安部から巡視船はかたの潜水士6名が出動した。調査したところ、漁船は、18日午前9時頃、同所において海苔養殖区画の基点を表示するコンクリート製の鋼管に左舷船首部を衝突し、その衝突により乗組員1名が投げ出された。同人を助けようと乗員1名が海に飛び込んだもののそのまま漂流し、付近を通りかかった僚船が2名を助けようとしたが間に合わず、船体は漂流し付近の養殖海苔網に乗り揚げた。 両名は、捜索中の僚船により遺体で発見収容、家族にて本人と確認された。検視の結果、両名とも死因は溺死。 |
巡視船 1 巡視艇 2 航空機 2 潜水士 6 |
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3月18日 | 六管新居浜 | 事故 | 乗揚 | 起重機船乗揚事故 | 愛媛県今治市宮窪町沖合 | 3月18日午後12時半頃、愛媛県今治市宮窪町バンダイ磯に、曳船に曳航されていた起重機船が乗揚げた。同日午後5時頃、曳船6隻による作業を実施し、無事離礁した。人命の異常、油の流出等なし。 | 巡視艇2隻 | |
3月18日 | 六管坂出 | 事故 | 乗揚 | 貨物船乗揚事故 | 香川県坂出市小瀬居島灯台沖合 | 3月18日午後8時半頃、香川県坂出市小瀬居島灯台沖合浅瀬に貨物船が乗揚げた。3月19日午前1時頃、自力にて離礁した。人命の異常、油の流出等なし。 | 巡視艇1隻 | |
3月18日 | 六管坂出 | 事故 | 衝突 | 貨物船同士衝突事故 | 香川県坂出市鍋島西沖合 | 3月18日午後9時頃、香川県坂出市鍋島西沖合において、貨物船同士が衝突した。この衝突による人命の異常、油の流出等なし。 | 巡視艇2隻 | |
3月17日 | 六管福山 | 事件 | − | 建設廃材不法投棄事件容疑者逮捕 | 広島県福山市沖備後灘 | 広島県福山市沖の備後灘で平成15年1月、不法投棄されたと見られる大量の建築廃材が見つかった事件で、船から投棄していたとして、福岡市の海運会社社長他1名を海洋汚染防止法等違反容疑で逮捕、広島地検福山支部に送検した。 | − | |
3月16日 | 三管横須賀 | ― | ― | 不発弾発見揚収 | 神奈川県横須賀市猿島から東北東約3キロ | 16日午前10時頃海底清掃作業中の作業船から、銃弾のようなもの12個を発見した旨の通報が、横須賀海上保安部にあったことから、海上自衛隊水中処分隊へ連絡、同処分隊が調査した結果、旧日本軍の不発弾と判明した。 | ― | |
月16日 | 六管松山 | 事故 | 人身 | 海中転落者情報 | − | 3月16日午後5時半頃、松山観光港発呉経由で広島港に入港したフェリーの後部甲板に乗客の物と見られるバックを発見したとの通報を受けた。持ち主が海中転落した可能性が高いと見て、捜索を実施している。 | 巡視艇2隻 航空機1機 |
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3月16日 | 七管下関 | 事故 | 衝突 | 漁船同士の衝突 | 山口県下関市彦島所在太郎ヶ瀬鼻灯台沖 | 3月16日午前8時頃、「山口県下関市彦島所在太郎ヶ瀬鼻灯台沖にて、航行中の漁船B(4名乗組)と衝突した。」旨、漁船A(1名乗組)船長から第七管区海上保安本部へ携帯電話で118番通報があった。下関海上保安署から巡視艇「ひこかぜ」が出動し調査したところ、午前7時半頃、同所において福岡県遠賀郡芦屋漁港へ向け航行中の漁船Bの船首部と操業中の漁船A右舷船尾とが衝突。漁船Aは右舷船尾部に亀裂が生じ若干の浸水を認められた。漁船Bは船首部に軽微な亀裂が認められたが浸水なく、両船共に自力で下関漁港内造船所に着岸した。両船とも人命の異状、油の流出は認められない。衝突原因は、双方見張り不十分。 | 巡視艇 1 | |
3月16日 | 七管下関 | 事故 | 衝突 | 漁船が人工島に衝突 | 山口県下関市六連島灯台沖 | 3月16日午後4時頃、「山口県下関人工島外周護岸に衝突した漁船(9名乗組)が、造船所に入っている。」旨、下関人工島構築工事関係者が国土交通省九州地方整備局下関港湾事務所を通じて下関海上保安署へ連絡があった。下関海上保安署から巡視艇「ひこかぜ」が出動し調査したところ、15日午後7時頃、同所において下関漁港へ向け航行中、見張り不十分により人工島護岸に衝突したもよう。漁船乗組員1名は左鎖骨骨折により全治6週間。漁船本体は船首部から船尾部にかけ圧損が認められたが浸水、油の流出なし。 | 巡視艇 1 | |
3月15日 | 七管門司 | 事故 | 衝突 | 漁船衝突後相手船逃走 | 福岡県北九州市小倉北区藍島沖 | 3月15日午前4時頃、「福岡県北九州市小倉北区藍島沖にて、漁船(1名乗組)が転覆している。」旨、事故船舶の僚船船長から、第七管区海上保安本部へ携帯電話で118番通報があった。門司海上保安部から巡視艇「はやなみ」、下関海上保安署から巡視艇「おさかぜ」が出動し調査したところ、14日午後10時頃、同所において漁船は操業中に貨物船らしき船舶に衝突され転覆、相手船はそのまま北九州市六連島方向へ逃走した。漁船船長は、船底に掴まっているところを15日午前3時半頃僚船により救助、午前4時半頃山口県下関の漁港へ搬送され、漁船本体は、僚船により下関港へ曳航された。漁船船長に怪我等なし。 現在、衝突相手船舶を捜索中。 |
巡視艇 2 | |
3月14日 | 七管若松 | 事件 | ― | 強酸性汚水を海に排出した業者を検挙 | 北九州市八幡西区築地町黒崎公共岸壁前面海域 | 北九州市所在事業者が、平成16年6月下旬から9月上旬にわたり、北九州市八幡西区築地町黒崎公共岸壁上に野積状態で同業者が保管・管理していた石炭から、水素イオン濃度PH1.98〜2.00(中世:PH7)の強酸性汚水が染み出していたことを認識していたにもかかわらず、中和、希釈などの廃水処理や石炭にシートをかけるなどの降雨対策を行わず、水産動植物に有害な強酸性汚水約107リットルを同岸壁上から洞海湾へを遺棄し続けていたため、若松海上保安部は、同業者を福岡県漁業調整規則違反で検挙し、平成17年3月14日福岡県地方検察庁小倉支部に送検した。 | − | |
3月12日 | 三管清水 | 事故 | ─ | 転落事故 | 静岡県静岡市清水港興津ふ頭 | 12日午前8時頃清水市消防本部から、岸壁着岸中の貨物船(5,292トン、パナマ船籍)の貨物倉に、乗組員1名が転落した旨の通報が、第三管区海上保安本部にあったことから、清水海上保安部職員により関係者から事情聴取を実施した。なお、該人に命の別状はなかった。 | − | |
3月12日 | 六管今治 | 事故 | 救助 | 海中転落小学生を付近住民が救助 | 愛媛県今治市東村海岸沖合 | 3月12日午後2時頃、愛媛県今治市東村の海岸沖合において、手こぎボートに乗って遊んでいた小学生1名が海中に転落し溺れた。子供が溺れているとの声を聞き、現場に駆けつけた男性が海に飛び込み小学生を無事救助、すぐに病院に搬送され手当を受けたが、命に別状なく帰宅した。 | ― | |
3月12日 | 六管松山 | 事故 | 乗揚 | 外国籍貨物船乗揚事故 | 愛媛県松山市中島町野忽那島灯台北北西海岸 | 3月11日午後10時頃、愛媛県松山市中島町野忽那島灯台付近の海岸に乗揚げた貨物船がいるとの通報を受け、救助作業を実施。乗揚船は外国籍貨物船で、自力離礁は困難であったため、3月12日午前9時半頃、タグボートによる引き下ろし作業により離礁した。人命の異常、油の流出等なし。 | 巡視艇1 | |
3月12日 | 七管門司 | 事故 | ― | ボート乗員1名死亡転覆 | 福岡県京都郡苅田町苅田港北防波堤灯台沖 | 3月12日午後3時、「福岡県京都郡苅田町毛無島付近で小型船が転覆し、3名が泳いでいる。」旨、現場付近通行人から苅田町消防署を通じて門司海上保安部へ通報があった。同保安部から巡視艇「さとざくら」、同保安部苅田分室から巡視艇「みやぎく」が出動し調査したところ、手こぎボート(3名乗組)は、午後2時半頃、京都郡苅田町松山船溜まりを出港し、毛無島に向かったところ、船首からの波浪の打ち込みで転覆し、午後2時40分頃3名が海中に投げ出されたもよう。投げ出された3名は、消防署団員等により救助され病院へ搬送されたが、低体温症となり、1名は病院で死亡が確認され。1名は1週間、1名は1日の入院加療と診断された。 3名は、救命胴衣を未着用であった。 |
巡視艇 2 | |
3月11日 | 六管宇和島 | 事故 | ― | 漁船入港遅延船情報 | 愛媛県宇和島市宇和島港 | 3月11日午後7時頃、愛媛県宇和島市宇和島港を出港し、同市戸島に向かっていた漁船が行方不明になっているとの通報を受け捜索を実施、3月12日午後0時半頃、不明漁船船長の連絡により無事が確認された。当時の海象は濃霧であったとのこと。詳細を調査中である。 | 巡視船1 巡視艇3 |
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3月11日 | 六管宇和島 | ― | ― | 海底不審物発見情報 | 愛媛県宇和島市日振島能登沖合 | 3月9日午前11時頃、愛媛県宇和島市日振島能登沖合海底において、砲弾らしき不審物を発見したとの通報を受け、警戒等を実施した。3月12日午前8時頃、海上自衛隊呉地方総監部水中処分隊により揚収された。揚収物は、5インチ砲弾であり、爆発の恐れはないとのことであった。 | 巡視艇1 | |
3月11日 | 七管三池 | 事故 | 衝突 | 漁船同士の衝突 | 長崎県島原市島原灯台沖 | 3月11日午前4時頃、「長崎県島原市島原灯台沖にて、島原市霊南漁港へ帰港中、揚網中の漁船B(3名乗組)と衝突し漁船Bに乗揚げた。」旨、漁船A(2名乗組)船長から、第七管区海上保安本部へ携帯電話で118番通報があった。三池海上保安部から巡視艇「いけかぜ」が出動し調査したところ、漁船A船長は、左肋軟骨挫傷により全治10日と診断。漁船B乗組員3名は、僚船にて同漁港へ搬送され、1名は腰部打撲及び顔面のかすり傷、1名は冷感及びショック状態で、救急車にて市内の病院へ搬送され、現在加療中。また、両船は漁船Aが漁船Bに乗り揚げたままの状態で僚船に曳航され島原市霊南漁港に入港した。 油流出、沈没の恐れなし。衝突原因は両船の見張り不十分。 |
巡視艇 1 | |
3月11日 | 七管門司 | 事故 | 衝突 | バージ船と自動車運搬船の衝突 | 福岡県北九州市部埼灯台沖 | 3月11日午前6時半頃、「福岡県北九州市部埼灯台沖にて、航行中の自動車運搬船(7名乗組)と衝突した。」旨、バージ船(2名乗組)乗組員から第七管区海上保安本部へ118番通報があった。門司海上保安部から巡視艇「はたかぜ」「さとざくら」、宇部海上保安署から巡視艇「やまぎく」が出動し調査したところ、午前6時頃、同所において下関港へ向け航行中の自動車運搬船の船首部が北九州市関門港太刀浦を出港したバージ船右舷外板に衝突。自動車運搬船は、球状船首部に破口が生じ浸水、バージ船は中央部に凹損及び擦過傷と右舷貨物倉に破口を生じさせ浸水が認められたが、両船とも自力航行は可能で、バージ船は午後2時に北九州市若松区の造船所、自動車運搬船は正午頃下関港に入港した。 人命の異状、油の流出は認められない。衝突原因は、濃霧による視界不良。 |
巡視艇 3 | |
3月10日 | 三管横須賀 | ─ | ─ | 行方不明 | 千葉県館山市波佐間島 | 10日午後8時頃、夫の乗っていたボートが無人で漂流しているのを発見した旨の通報が、該人妻から館山警察署を通じ、第三管区海上保安本部にあり、海中転落事故の可能性が高いことから、巡視艇及び航空機による該人の捜索を実施した。 | 巡視艇2 航空機1 |
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3月10日 | 六管水島 | 事件 | ― | 密漁者逮捕 | 香川県坂出市櫃石島沖合 | 2月9日午後8時半頃、香川県坂出市櫃石島沖合の香川県海域において、無許可で操業していた男性1名を特定し、3月9日午後11時頃、漁業法違反の容疑で通常逮捕した。被疑者には、かなりの余罪があるものとして、全容解明に向け捜査を実施している。 | ― | |
3月10日 | 六管徳山 | 事故 | 人身 | 漁船船長海中転落行方不明事故 | 山口県熊毛郡上関町祝島西方沖合 | 3月10日午後0時半頃、山口県熊毛郡上関町祝島西方沖合において、無人の漁船が旋回航行しているとの通報を受け現場に急行。乗組男性1名が海中転落したものと見て、捜索を実施している。 | 巡視艇2 航空機1 |
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3月10日 | 八管浜田 | 事故 | 衝突 | 中国船が日本漁船に当て逃げ | 島根県大田市大岬灯台の北西約15キロメートル海上 | 3月10日午前3時15分頃、魚場向け航行中の小型底びき網漁船(14トン、6名乗組み)と貨物船が衝突したが、貨物船ははそのまま北東方向へ走り去った。漁船は、若干浸水したが自力で帰港した。浜田保安部は午前7時頃漁協から通報を受け、巡視艇と航空機を出動させ、その貨物船を捜索した。午前9時35分頃、船体外板に真新しい傷のある中国貨物船(1,577トン、16名乗組み)を巡視艇が発見し事情を聞いたところ、衝突したことを認めた。詳しい調査は、貨物船を一旦敦賀港で荷役させた後、浜田港へ回航させ行う予定。 | 巡視艇1 固定翼機1機 ヘリコプター1機 |
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3月10日 | 八管西郷 | 事故 | 運航阻害 | 漁船が推進器に絡網で航行不能 | 島根県隠岐群西郷港の東方約37キロメートル海上 | 3月10日午前4時35分頃、香住漁業無線局から境海上保安部に、底引き網漁船が自船の網を推進器に絡網し航行不能となったので曳航して欲しいとの要請があった。直ちに巡視船さんべが出動し、西郷港まで漁船を無事曳航救助した。 | 巡視船1 | |
3月9日 | 六管徳山 | 事故 | 人身 | 海中転落死亡事故 | 山口県光市室積沖合 | 3月9日午前5時半頃、手こぎボートで釣りに出た男性が帰宅しないため、家族が自宅沖合を確認していたところ、沖合のテトラポットに手こぎボートが引っかかっているのを発見した。通報を受け捜索を開始、同日午前6時半頃、山口県光市室積沖合において、漂流している同人を発見、収容したが、すでに死亡していた。 | 巡視艇1 | |
3月9日 | 七管佐世保 | 事故 | ─ | 漂流死体情報 | 長崎県佐世保市佐世保港内横瀬沖 | 3月9日午後4時30分頃、「長崎県佐世保市佐世保港内横瀬沖にて、漂流死体を発見した。」旨警察署から佐世保海上保安部へ通報があった。佐世保海上保安部から巡視艇「つばき」が出動。同日午後5時頃、巡視艇「つばき」が収容。検視の結果、外傷なく、死因は溺死。身元については、所持品等から確認された。 | 巡視艇 1 | |
3月9日 | 七管大分 | 事故 | ─ | 漂流死体情報 | 大分県西国東郡香々地町所在香々地灯台沖 | 3月9日午後12時30分頃、「大分県西国東郡香々地町所在香々地灯台沖にて、操業中の漁船の網に死体が引っ掛かっている。」旨漁協から大分海上保安部へ通報があった。大分海上保安部から巡視艇「せきかぜ」が出動。同日午後3時頃、巡視艇「せきかぜ」が収容。検視の結果、死因が特定できないことから10日解剖実施し溺死と判明。身元については、確認されていない。 | 巡視艇 1 | |
3月8日 | 三管千葉 | 事件 | ─ | 水質汚濁防止法違反 | 千葉県千葉市中央区 | 8日午前9時ごろから千葉海上保安部と千葉地方検察庁は合同で、水質汚濁防止法違反の容疑で、製鉄会社の捜索に着手した。 | − | |
3月8日 | 六管松山 | 事故 事件 |
衝突 | 漁船当て逃げ事件 | 愛媛県松山市菊間町菊間港西北西沖合 | 3月8日午後9時頃、愛媛県松山市菊間町菊間港西北西沖合において、操業中の漁船と貨物船らしき船が衝突し、貨物船らしき船が松山方面に逃走した。通報を受け捜索を開始、山口県柳井市平郡島南東沖合において、衝突痕のある外国籍貨物船を発見捕捉し、松山港に回航させ事情聴取を行っている。この衝突による人命の異常、油の流出等なし。 | 巡視艇1 | |
3月8日 | 六管松山 | 事故 | 人身 | フェリー船内死亡事故 | 愛媛県松山市高浜町松山観光港 | 3月8日午前7時半頃、愛媛県松山市高浜町松山観光港岸壁に係留中の旅客フェリー船内において積載していたトレーラーの運転手男性1名が作業中、船内隔壁に当たった運転席ドアと車両の間に挟まれ負傷、病院に搬送されたが、同日午前8時半頃、全身圧迫による圧死で死亡が確認された。 | ― | |
3月7日 | 六管松山 | 事件 | 窃盗 | 船内窃盗事件 | 門司港発松山観光港向け航行中の高速船船内 | 3月7日午後7時半頃、門司港発松山観光港に向け航行中の高速船船内において、椅子席に置いていた財布がなくなったとの被害届けを受け、捜索等を実施した。挙動不審な男性1名を発見し職務質問を行ったところ窃盗容疑を認めたので緊急逮捕した。 | ― | |
3月7日 | 七管門司 | 事故 | 転覆 | 漁船が転覆 | 山口県下関市豊北町所在矢玉港A防波堤灯台沖 | 3月7日午前9時頃、「山口県下関市豊北町所在矢玉港A防波堤灯台沖にて、漁船(2名乗組)が転覆した。救助願う。」旨漁協から第七管区海上保安本部へ118番通報があった。門司海上保安部から巡視艇「きよかぜ」「さとざくら」が出動。乗組員2名は、自力で岸まで泳ぎつき人命に異状なし。該船は、9日午前9時30分頃、漁協所属船により同港へ陸揚された。 | 巡視艇 2 | |
3月6日 | 七管福岡 | 事故 | 火災 | 貨物船が火災 | 福岡県相島沖 | 3月6日午後7時頃、「福岡県相島沖にて、貨物船(10名乗組)の船首部付近から出火している。」旨漁船乗組員から第七管区海上保安本部へ118番通報があった。門司海上保安部から消防艇「きよたき」、福岡海上保安部から巡視船「はかた」、巡視艇「みやづき」「こちかぜ」「とびうめ」、唐津海上保安部から巡視船「まつうら」、福岡航空基地からヘリコプター(機動救難士2名同乗)、羽田特殊救難基地(三管区)から特殊救難隊4名が出動。該船は、巡視船艇が消火活動を実施、火勢増大の恐れがなくなったため、7日午前4時頃、福岡県能古島沖へ転錨。8日九州運輸局等の検査により条件付きで回航が許可され、8日午後6時頃、自力航行開始。人命の異状、油の流出は認められない。 | 消防艇 1 巡視船 2 巡視艇 3 航空機 1 |
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3月2日 | 六管今治 | 事故 | 乗揚 | 漁船乗揚事故 | 愛媛県今治市津島南東浅瀬 | 3月2日午前6時頃、愛媛県今治市津島南東浅瀬に漁船が乗揚げた。同日午前10時頃、自力離礁した。人命の異常、油の流出なし。 | 巡視艇2 | |
3月1日 | 六管松山 | 事故 | 乗揚 | 貨物船乗揚事故 | 愛媛県松山市波妻ノ鼻南東北条海岸 | 2月28日午後11時頃、愛媛県松山市波妻ノ鼻南東北条の海岸に貨物船が乗揚げた。3月1日午前10時頃、タグボートの引き下ろし作業により離礁した。人命の異常、油の流出等なし。 | 巡視艇1 | |
3月1日 | 八管本部 | − | − | 韓国漁船員1名行方不明 | 隠岐島の西方約89キロメートル海上 | 3月1日午前7時頃、韓国海洋警察庁から、韓国漁船(74トン、12名乗組み)の乗組員1名が海中転落し行方不明となっているため、日本の巡視船で捜索してほしいとの要請があった。巡視船、航空機を出動させ捜索に当たっているが、3月2日現在、発見には至っていない。 | 巡視船2 固定翼機1機 ヘリコプター1機 |