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4号機の汚染水、1カ月で放射能濃度250倍に

2011年4月26日0時15分

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 東京電力は25日の事故対策統合本部の会見で、福島第一原発4号機のタービン建屋地下にたまった水の放射能濃度が1カ月で約250倍になったと発表した。地下でつながっているとみられる3号機から、濃度の高い汚染水が流れ込んでいるらしい。

 21日の調査で汚染水の放射性セシウム濃度は1立方センチあたり1万5900ベクレルだった。3号機タービン建屋地下の水は4号機より最大約200倍高く、今後4号機の濃度がさらに高まる可能性がある。東電原子力・立地本部の松本純一本部長代理は「(4号機の)濃度がこれ以上高くなると、放射性物質の濃度を下げる浄化処理が必要だ」と話している。

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