作者に続きを書く技量はありません
実は、そんなに詳しくない作品も混じってます
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交わる平行世界
「ついに成功したの?これが魔法…」
「遠坂、これからどうするんだ?」
「そうね、せっかくだからちょっと見て周りましょう、見たところ科学水準は変わらないみたいだけど」
「リン、ここがどういう世界なのか確認してから動くべきだ」
「セイバーも居るだし、不意打ちされるような事は無いと思うけど?どう?」
「はい、今のところ危険らしいものは感じません」
どこからか現れた6人の男女
いや、感の鋭いものならば、見えずともそこに「何か居る」ことが分かるかも知れない
「因果の霧に戻す?確かに向こうの私はそう言ってたのね?」
「はい、これを見せたら信用してもらえるって」
「で、あんたは向こうの私が発想できない私の理論を取りに来たと
残念だったわね、この世界はあんたが元にいた世界とは別の世界よ」
「それってどういう…」
「この世界は、あんたがいうBETAっての程の逼迫した状況では無いけど、別の理由で娯楽に乏しいのよ、そのなんとかっていうプレスタ2のクソゲーも聞いたこと無いわ」
「そ、そんな」
とある高校の物理準備室で繰り広げる会話
因果導体である少年は、敵も味方も呼び込む
[ジャンプアウト成功]
「ラピス、現在位置を調べてくれ、可能なら時間もだ」
目の前に映るホログラムと思われる映像
そこには指示した青年への回答が、いやそれ以上の情報が映っていた
「これは、過去?しかし歴史が違いすぎる」
[前方2kmの地点にジャンプアウト反応 質量から判断してナデシコCの確率87%]
「…逃げる必要は無い、通信の準備をしておいてくれ、しばらくは地球の情報収集に徹する」
黒ずくめの青年と小さな少女は月の影、宇宙空間に浮かぶ船の中で電子の海に潜る
もう一人の少女、電子の妖精を待ちながら
「君達は15人か、ちょうどいい、ゲームをやらないか?」
海の岩場の洞窟で、15人の少年少女におじさんがそう言う
高さ500mを誇る巨大な未確認ロボットが現れるのはその夜のことである
迫りくる外の恐怖
「火星が異星人の巣になっていただと!?なぜ今まで気が付かなかった!」
「無茶言わないで下さい!ISが軍事転用されて以降、宇宙開発は実質上の凍結されていたんです、我が国だけではなく、世界中がですよ!?」
火星を犇く宇宙人の群れ、その巣と思われる巨大な建造物
この映像をとある高校生が見て「なんでBETAが…」と呟くのは翌朝のニュースでのこと…
暗躍する様々な組織
「ロストロギア反応、また97管理外世界か」
「魔法文明は無いんですよね」
「そうだね、科学は結構発達してるんだけど、リンカーコアを持った人が居ないから」
「さらに小規模ながらも時空震も確認、ロストロギア反応との関連は不明…か」
「さぁ行こか、多分これが機動六課で最後の事件や」
地球から遠く離れた某所で交わされた会話
この数分後、10名前後の少年少女が地球に降り立った
「これは、巨大なIS?しかし、ISは女性にしか扱えないはずでは?」
眼前にあるのは高さ10m近い巨大な人型ロボット
「いえ、これはISではありません、armored mobile master-slave system、通称AS、アームスレイブと呼ばれるものです、ISが女性にしか使えないと言うのも正しくはありません、正しくはISコアが女性にしか使えないのです、コア無しで装備するだけなら男性でも問題ありません、簡単に言えば、コア取り外したISに別の動力源を付けたものですね」
「しかし、そのようなものが開発されていたとは知りませんでした」
「知らないのも無理は有りません、男性が使えるISの研究、ISコアの研究、どちらもありふれたものであり、どの国も成果が出ていないのが現状です、ASもそういった成果の出ていない研究の一つでした、高さ3mの機体に動力源を取り付けた所で動かすだけがやっとだったんです」
「高さ3m?しかしこの機体は10m近くあります」
「はい、この機体M6〔ブッシュネル〕はおよそ8mといったところですね、先ほども言ったように3mの機体に搭載出来る動力源では小さすぎたんです、それだけではありません、コアを使わないため絶対防御もありません、そのためフルスキンにしなければならず、量子化が出来ないため武装は搭載できる分のみ、なので、大型化して武装搭載量の確保、装甲の強化、その重量を支えるだけの動力源の高出力化が必須だったんです」
南の島、上空からでは無人島にしか見えない島
その地下にある巨大な軍事施設で広がる少女と軍人の会話
なぜか説明をしているのが少女で、質問をしているのがいい年をした軍人である
この第二世代ASについての会話が繰り広げられたのが数年前
今は、第三世代M9〔ガーンズバック〕の開発の最中であり、彼女らはすでにそれを実用段階まで進めている
よみがえる神々
「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅぐあ ふぉまるはうと んがあ・ぐあ なふるたぐん いあ! くとぅぐあ!」
「セギホノセギホノ!アヴェスタアヴェスタ!」
「…ぬしらは何をやっておんじゃ?そもそもそれは召喚する人間の言葉だろうに」
「アァァァァァァァァヴェスタァァァァァァァァァァアアアアアア頭ガ割レテイルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」
「はっはっは、相変わらずだな、わが親友よ、より壊れたのでは無いかね?」
「クワッ」
「あ、ご主人様!弁当持って来ましたよ」
「テ、テケリさん」
「おい鈴蘭、君もあのメイドを見習って少しは料理でもしたらどうだ?ただでさえその貧相な体では女らしさが」
「何か言いましたか?ご主人様」
「な!目を真っ赤にしてどうする気だ!空母でも沈める気か!」
人とは思えない怪物と何処から見てもメイド服の女性とタキシードを着た骸骨とペンギンの会話
なぜかメイド服を着た女性が多い気がする
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元ネタ
fate/stay night
Muv-Luv
起動戦艦ナデシコ
ぼくらの
魔法少女リリカルなのは
フルメタル・パニック
クトゥルフ神話
お・り・が・み
うちのメイドは不定形
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初版ver1.00 2011/04/24 03:31
ver1.01 2011/04/24 19:11 誤字修正、改行を修正