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【社会】

福島県、警戒区域で殺処分せず 死んだ牛を衛生処理

2011年4月25日 22時32分

 牛の死骸に消石灰を散布した後、ブルーシートを掛ける福島県職員=25日、福島県南相馬市内(同県提供)

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 福島第1原発から半径20キロ圏の警戒区域に25日立ち入った福島県は、死にそうになっている家畜の殺処分は実施せず、餌や水を与えられずに死んだ牛の死骸に虫の発生を防ぐ衛生処理作業を行った。

 県相双家畜保健衛生所によると、職員6人が午前10時半ごろから約6時間にわたり、南相馬市南部の小高地区に入り、それぞれ4カ所の牛舎と豚舎、養鶏場1カ所の状況を確認した。

 ある牛舎では、牛の死骸を一カ所に集めて、虫の発生を防ぐ消石灰を散布してブルーシートを掛けた。沿岸部では津波で豚舎が壊され、生き残った約50頭が周辺の田畑にいたという。

 約6時間の作業での被ばく放射線量は5マイクロシーベルト程度。1日の上限に設定された25マイクロシーベルトに達した職員はいなかった。

 26日は、県中家畜保健衛生所(郡山市)の職員が警戒区域内に設定された田村市都路地区に入る予定。

(共同)
 

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